2023年に見ても楽しめる西部劇映画とは?ジョン・フォード監督「the horse soldiers(騎兵隊)」映画ポスターの高額買取事例もご紹介

世界各国でデザイン性の違いが話題となった「ベイマックス」の映画ポスター

街角の芸術とも評され、時にグラフィックアートとして、時に宣伝媒体として現在に至るまでに

多くの作品が展示されてきた映画のポスター、実は同じ映画一つを取っても世界各国で

そのデザインが異なるのをご存知でしょうか?
ここ近年で一番話題になったのは2014年に公開された「ベイマックス」という映画でしょう。

ベイマックスのポスターは日本・アメリカ・ロシア・韓国・ブラジル・フランス・ドイツ・中国の

8か国でのポスターデザインの差による、各国のマーケティング戦略の違いが顕著に現れていると

話題となりました。
日本版とフランス版は構図が最も似ていて、大きい街とベイマックスとヒロが描かれているというもの。

これは昔から日本と文化的にも近いと言われる要因ともなっており、

感動的な物語であることを想起させます。
対してブラジル・ロシア・中国版のデザインは赤いアーマーを装着したベイマックスとヒロが描かれており、

こちらはアクションヒーローものであることを期待させてくれます。

 

また、アメリカ版では原作である「BIG HERO 6」の文字が大きく映し出されており、

韓国版では唯一他の国には描かれていない兄のタダシが描かれています。

日本のポスターはごちゃごちゃしている?日本版と海外版のポスターの違いとは?

日本版のポスターはよく文字量が多くごちゃごちゃしており、アメリカをはじめとする海外のポスターは

スタイリッシュなデザインで芸術性が高いと言われる事が多いのですが、これは日本の映画ポスターは

広告宣伝を主な目的としており、いかに道行く人に興味を持って観客になって貰うかという点に

重きを置いているため、「受賞経歴」「監督・出演俳優の有名作品」「分かりやすいキャッチコピー」

「簡単なあらすじ」などが載ることが多いそうです。
また、ベイマックスのようにその国における知名度もデザインに関わる重要なファクターだそうで、

アメコミヒーローなどの映画が日本で公開される時にはアメリカと同様のデザインだと「誰?」と

なることが多いそうで、そういった点でも分かりやすくするためにデザインは変更せざるをえないのでしょう。

 

逆にゴジラやジブリなどの日本産の映画の海外版ポスターを見てみると、

やはりどこか違和感を感じることもあるため、どの国においても知名度や訴求度合いによって

デザインが変わってしまうもので、その違いを見るのも映画ポスターの醍醐味とも言えるでしょう。
当店ではそんな当店でも人気の高い映画ポスターのコレクションを積極的に買取しており、

本日は三日月堂で高価買取となった映画ポスターの買取事例についてご紹介致します。

 

愛知県一宮市よりジョン・フォード監督「the horse soldiers(騎兵隊)」映画ポスターを買取致しました

こちらは愛知県一宮市のお客様より宅配買取にてご依頼頂きました、

古い映画のポスターコレクションや西部劇映画のチラシやパンフレットの買取のご依頼です。
お客様曰く、昔から西部劇映画がお好きだったそうで、見に行ったチラシや

余裕があればパンフレットを購入してコレクションしていたとのことでした。

そして今回、お話の延長線上でありがたいことに秘蔵の品でもあるジョン・フォード監督の

映画ポスター2点も同時にご依頼頂けることになりました。
宅配買取をご希望とのことでしたので、当店に着払いにて送って頂き到着後

早速中身を確認致しますと、段ボール1箱分の映画のチラシやパンフレットに加えて、

しっかりと丁寧に梱包された映画ポスターが。
今回単体で高額となりましたのはもちろんジョン・フォード監督の映画ポスターで

・「the horse soldiers(騎兵隊)」US版1sh 映画ポスター

・「Sergeant Rutledge(バファロー大隊)」US版1sh 映画ポスター

こちらの2点は折り目や実際に使用されていたピン跡などがあるものの、

市場需要の高い希少価値の高い品となっておりましたため、特に高評価となりました。
今回、それぞれの単体での評価額に加えて一度に大量の西部劇映画中心の

映画チラシやパンフレットをご依頼頂いた事を踏まえまして、お客様のコレクション性の高さを

評価額に上乗せさせて頂きました。

 

ジョン・フォード監督が礎を作り、その後次々と名作が生まれた西部劇映画。今面白いと言われる作品とは?

本日のご依頼品にもありましたジョン・フォード監督ですが、彼は映画史の中でも長い歴史を持つ

西部劇映画の巨匠と言われており、フロンティア・スピリッツに溢れた正義のガンマンが

無法者や先住民と対決するといういわゆるハリウッドの正統派西部劇を確立しました。
これとは対照的にダークヒーロー感溢れる、決して正義の味方とは呼べない孤独なアウトローが

持ち前の腕前で問題ごとを力でねじ伏せていく、イタリア製のいわゆる「マカロニ・ウェスタン」も

存在しますが、マカロニ・ウェスタンが登場するのはハリウッド西部劇より大きく後の時代となっております。
ジョン・フォード監督が名作を多く生み出したハリウッド黄金期と呼ばれる

1950年代前後は西部劇の黄金期とも呼ばれ、今でも愛される名作西部劇が多く

生み出されました。
さて、そこで気になるのは1900年代から2020年代にかけておよそ120年の間に

数多の西部劇映画が作られてきましたが、今見ても面白いと言われる名作には

どんなものがあるのかというところ。
それでは三日月堂調べで現在おすすめと言われる西部劇映画を

ハリウッド西部劇とマカロニ・ウェスタン、両方合わせてご紹介致します。

荒野の七人

「荒野の七人」は言わずと知れたジョン・スタージェス監督による、

最も有名とまで言われる西部劇映画の金字塔作品で、1960年に公開されました。
あの黒澤明監督の「七人の侍」に深く感銘を受けて、西部開拓時代の

メキシコを舞台にリメイクした作品となっており、たった20ドルで命を懸けて無法者と

戦う7人のガンマンの生き様は、まさに男のロマンが詰まった作品と言えるでしょう。

駅馬車

こちらはジョン・フォード監督による古典西部劇映画の「駅馬車」で

1939年に公開されましたが、ダイナミックなチェイスシーンは今も色褪せることなく

見る人の心をしっかりと鷲掴みにします。
スピーディーかつ命がけのスリルあるシーンがいくつも展開され、

乗客の様々な想いを乗せて走る駅馬車の人間模様やジョン・ウェインの登場など

本当に見所の多い名作となっております。

許されざる者

「許されざる者」は公開年が1992年と西部劇映画の中では比較的新しいのにも

関わらず、多くの西部劇ファンから支持されています。
それもそのはず。なんとこの作品は西部劇映画の名俳優クリント・イーストウッドが

監督を務めており、イーストウッド主演・イーストウッド監督のまさに西部劇ファンであれば

間違いないとまで思わせる作品となっております。
これまで数々の西部劇映画で主演を演じてきたイーストウッドが、自分の役柄を

見つめ直すとも評されるこの作品は、今まで培ってきた西部劇のノウハウを

全てつぎ込んだ王道を極めた傑作とも言われています。

リオ・ブラボー

「リオ・ブラボー」はテキサス州の南端にあるリオ・ブラボーという酒場で起こる

囚人を巡る保安官とその仲間たちとの死闘を描いた作品で、

監督はアクション界の巨匠と言われるハワード・ホークス氏。
さらに西部劇界の名優ジョン・ウェインが主演を務めており、まさに本物の西部劇との

呼び声も高く、ハードボイルドながらも歌や恋模様で最後まで飽きることのなく

見ることの出来る間違いのない一作です。

シェーン

数ある名画の中でも西部劇映画でこれは外すことが出来ないと言われるのが

1953年に公開されたジョージ・スティーブンス監督の「シェーン」です。
自分のためではなく他人のために悪徳牧場主と戦う主人公のシェーンの姿は、

まさに男の生き様と言っても過言ではなく、少年の心からの台詞がまさに観客の

代弁してくれます。
感動のラストはまさに西部劇映画史に残る名シーンと言っても過言ではありません。

 

ジャンゴ 繋がれざる者

こちらは2012年と西部劇映画の中では新しいのにも関わらず、西部劇映画ファンから

多くの支持を受けている作品で、監督はタランティーノ氏です。
実はこちらの作品はあの1966年に公開されたセルジオ・コルブッチ監督による

マカロニ・ウェスタンの名作「続・荒野の用心棒」をリメイクした作品と言われており、

非常にスタイリッシュかつアウトローなアクションを楽しむことの出来る、まさに21世紀の

西部劇映画の代表作と言えるでしょう。

高額買取となる西部劇映画のポスターをご紹介

・「荒野の用心棒」クリント・イーストウッド出演 西部劇映画 ポスター

・「黄色いリボン」ジョン・フォード監督 ジョン・ウェイン出演 西部劇映画 ポスター

・「荒野の決闘」ジョン・フォード監督 西部劇映画 ポスター

・「続・夕陽のガンマン」クリント・イーストウッド出演 西部劇映画 ポスター

・「シェーン」アラン・ラッド出演 西部劇映画 ポスター

・「リオ・グランデの砦」ジョン・フォード監督 ジョン・ウェイン出演 西部劇映画 ポスター

・「夕陽のガンマン」クリント・イーストウッド出演 西部劇映画 ポスター

 

「the horse soldiers(騎兵隊)」をはじめとする愛知県の映画ポスターの買取は当店へ

当店では映画ポスターをはじめとする映画のパンフレット、チラシ、チケット半券、

スチール写真やロビーカード、映画に関する当時の雑誌、関連書籍、サウンドトラック(CD・LP)、

VHS(ビデオ)、DVD、Bru-ray、出演者や監督のサイン入りグッズ、実際に使用されていた台本、

プレスシート、オープンリール、フィギュアやプラモデルなどの関連グッズを積極的に買取しております。
また、映画関連のコレクションはポスターの他にもパンフレットやチケットの半券といったアイテムが

セットになっておりますとさらに需要が高くなり、作品の関連グッズが多い場合や一度に大量のグッズを

ご依頼頂いた場合などはお客様のコレクション性を評価して査定額に上乗せさせて頂く場合がございます。
お手持ちのポスターの保存状態によってはスレやキレが無数にあり、これはさすがに

売れないかも…と思っていても、貴重な作品によっては値段が付くケースも多くございます。

しかし、専門店ではないお店に持ち込むと正確な価値を査定できずに、

値段が付かないということも珍しくありません…。
当店ではお客様の大切なコレクションにそのようなことがないように、

経験豊富なスタッフがお客様の大事なコレクションを1点1点を丁寧に査定させて頂きます。

また、当店は実店舗を持たず、スタッフを買取中心に特化した結果ムダが無くなり、

大手買取サイト様では難しい、お客様に寄り添った買取を実現しております。
長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。
「the horse soldiers(騎兵隊)」をはじめとする

愛知県の映画ポスターの買取は当店におまかせください!

 

映画ポスターの売却先にお困りの方へ、買取は三日月堂にお任せください!

ハマー・フィルム・プロダクションズ「恐竜100万年」の映画ポスターを高額買取しております

「大人は判ってくれない」B2判 映画ポスター 初版オリジナル 野口久光/画 当店にお売り下さい


古本古書の出張・宅配買取は
三日月堂へお任せください!

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