三日月堂副店主の大池です。
今回は長野県松本市波田地区にて、出張買取のご依頼をいただきました。
ご依頼のきっかけは、ご主人が亡くなられた後の遺品整理でした。
長年大切に保管されてきた書籍や資料を前に、「どこに相談すればよいのかわからず悩んでいた」とのお話を伺い、最終的に当店へご連絡をいただきました。
遺品整理の中で浮かび上がった「本の行き先」への悩み
ご依頼者様は、当初ご自身で整理を進めようとされたものの、冊数の多さと内容の幅広さから手が止まってしまったそうです。
単なる処分ではなく、「きちんと価値を理解してくれるところに託したい」というお気持ちが強く、インターネットで調べる中で三日月堂を見つけてくださいました。
お電話での事前相談では、出張買取の流れや査定基準について丁寧にご説明し、不安を解消したうえで訪問日時を決定しました。
お譲りいただいた主な内容について
当日拝見したお品物は、いずれも長年にわたり集められてきたことが伝わる内容でした。

コミック・文庫本を中心とした大量の蔵書
コミックはシリーズで揃えられているものが多く、巻数の抜けが少ない点が印象的でした。
また、比較的新しい文庫本も多く含まれており、読書習慣が途切れることなく続いていたことがうかがえました。
保管状態も良好で、日焼けや傷みが少ない点は評価につながりました。
安川電機カレンダー 棟方志功版画・約51年分
今回の買取で特に目を引いたのが、安川電機のカレンダーとして制作された棟方志功作品の版画資料でした。
長期間にわたり大切に保管されており、年ごとに揃っている点は非常に希少です。
企業カレンダーという性質上、現存数が少なく、まとめて残っているケースは多くありません。
保存状態も良く、版画資料として、また棟方志功の作品史をたどる資料としてもしっかりと評価させていただきました。
出張買取ならではの丁寧な査定対応
冊数が非常に多かったため、現地で一点ずつ内容と状態を確認しながら査定を行いました。
ジャンルや年代、揃い具合、保存状態を総合的に判断し、まとめてではなく内容ごとに評価しています。
査定結果をご説明した際には、「きちんと見てくれて安心した」とのお言葉をいただきました。
「悩んだ末に相談してよかった」と言っていただけたこと
査定金額にもご納得いただき、その場で買取成立となりました。
ご依頼者様からは、「ただ処分するのではなく、きちんと受け取ってもらえる形になって気持ちが軽くなった」とのお話もあり、私たちとしても心に残るご依頼となりました。
遺品整理は、物の整理であると同時に、気持ちの整理でもあります。
その大切な節目に三日月堂を選んでいただけたことを、心よりありがたく思っております。
三日月堂では大量の書籍・資料の出張買取にも対応しています
三日月堂では、
・遺品整理に伴う大量の書籍
・コミックや文庫本のまとまったコレクション
・版画、資料性の高い印刷物
などについて、出張買取・宅配買取の双方に対応しています。
「どこに相談すればいいかわからない」「価値があるのか不安」という段階でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。
今回のように、本と向き合ってきた時間そのものを大切にする買取を、これからも続けてまいります。



