世界で広がるレトロゲームブームその理由とは?
2020年以降、ファミコン・PCエンジン・セガマークⅢ・メガドライブ・スーパーファミコン・
NEOGEO(ネオジオ)・ゲームボーイ・ゲームギア・ネオジオポケット・ワンダースワン・
ゲームボーイミクロをはじめとする1980年代~1990年代のレトロゲームと呼ばれる
家庭用据え置きゲーム機や携帯ゲーム機の市場取引価格が急上昇し、レトロゲームブームが
到来していると言われておりますが、実はそれは日本に限ったことではありません。
日本製のゲーム機やゲームソフトはアジア圏やアメリカだけでなく、ヨーロッパや中国、
オーストラリアなどの世界各国で高値で取引されており、ニンテンドー64の初期の名作として知られる
あの「スーパーマリオ64」が2021年に新品未開封品が海外で1億7000万円という
超高額で売れたということからも、近年のレトロゲームの市場取引価格が高まっていることが伺えます。
データ的に見てもオークションサイトでのレトロゲーム平均取引価格も2020年から2023年にかけて
ファミコンが2300円程度から4000円程度に、
スーパーファミコンが2400円程度から3500円程度に、
メガドライブが4800円程度から7800円程度に引き上げられているなど、
市場価格が軒並み1.5~1.7倍まで増大しており、三日月堂スタッフとしても
多くの買いたい・売りたいといったお問合せを頂いており、需要の高さを実感しております。
さて、そんなレトロゲームブームですが、その背景にはデジタル社会からのアナログ需要増加や、
最新ゲームのボリューム肥大化によるレトロゲームの手軽さ、かつてのファミコン世代の成長による
再コレクション需要、復刻ゲーム機やアーカイブシリーズリリースによるレトロゲームファンの増加など
様々な要因があり、当店の買取記事でもいくつかご紹介させて頂いておりますが、
本日はその中でもレトロゲーム人気の発展に貢献したと言われる、
ゲーム実況の文化について触れてみたいと思います。
レトロゲーム人気の要因のひとつ、ゲーム実況とは?
ゲーム実況とはゲームをプレイしているプレイヤーの様子を映像にすることによって、
ゲーム本編+それを楽しむプレイヤーを視聴者が楽しむことが出来るコンテンツで、
現在Youtubeなど多くの動画・生配信プラットフォームの中でも非常に高い人気を誇る
一大ジャンルとなっております。
元々は芸能人よゐこの有野晋哉氏がテレビ番組の企画で行っていた、
さまざまな難しいゲームに挑戦する番組「ゲームセンターCX」が知名度が高く
比較的古い時代から存在していたことから、そちらの番組が元祖と言われ、
その後ニコニコ動画などでゲームにテロップを入れた「字幕動画」が最初に人気が出て、
徐々に声出しを行った現在の実況動画を行う投稿者・配信者が出た事で
その人気に火が付きました。
他にも、合成音声機能を使用した「ゆっくり実況」や、
VOCALOIDのより文章読み上げ機能に特化したVOICELOIDによる「ボイロ実況」など
様々な派生ジャンルが存在し、特筆すべきは数年前まではマイナーカルチャーであった
ゲーム実況がHIKAKINをはじめとする有名Youtuberや、近年Youtubeに増えた
芸能人や声優などの動画投稿者・配信者まで誰もが手を出す、
人気の高いコンテンツとなっていることでしょう。
やはり有名Youtuberや芸能人・声優の拡散力は目を見張るものがあり、
また今までゲームと無縁だと思っていた芸能人などによるゲーム実況は意外性があって面白く、
また見ている方も「このゲーム面白そう!」と思える事からも、ゲームの魅力を伝えるうえで
非常に有用なコンテンツであるという見方もあるようです。
ゲーム実況者が増加し始めた当初は、リリースされたゲームやネタバレを含むゲームを
動画化してしまうのは逆に購買意欲を低下させるのではないか?という意見もありましたが、
現在では大手ゲームメーカーの多くが実況用のガイドラインを設置し、昔はグレーゾーンと言われていた
ゲーム実況にも明確な線引きが設けられ、規約・ルールを守ったうえで配信者・視聴者が
楽しく配信ができるようになっております。
そしてゲーム実況者人口の増加と共に、レトロゲーム実況者やレトロゲームレビュアーと呼ばれる
投稿者や配信者も多く現れるようになり、彼らによって今までネットや書籍などで進んで調べなければ
知ることの出来なかったマイナーゲームや、陽の目を浴びることのなかった良ゲー、往年の名作ゲームなどが
発掘されるようになり、元々高いポテンシャルを秘めていたレトロゲーム達を目にする機会が
爆発的に増えたというのも、レトロゲームブームが起こった要因の一つと言っても過言ではないでしょう。
当店ではそんな2020年以降、需要がぐんぐん増加しているレトロゲームを
高値で買取しており、本日は当店でも高額買取となった事例をご紹介致します。
岐阜県岐阜市より忍者龍剣伝や魂斗羅などファミコン名作ソフトを買取致しました
こちらは岐阜県岐阜市のお客様よりご依頼頂きました、
ファミコンソフトやスーパーファミコンソフト約10点の買取のご依頼です。
お客様曰く、若いころに購入して遊んでいたファミコンやスーパーファミコンのソフトを
買い取って貰いたく連絡したとのことで、中には箱や説明書、チラシ・付属品の揃ったものもあり、
非常に大事にされている様子をお伺いすることができました。
今回ご依頼頂いたのはファミコン箱付きソフト3点、ファミコン箱なしソフト4点、
スーパーファミコン箱付きソフト3点の計10点で、今回特に高額となりましたのは
ファミコンソフト「忍者龍剣伝」及び「魂斗羅」でした。
忍者龍剣伝はテクモが1988年に発売したアーケードゲームのファミコン移植版、
魂斗羅はコナミが1987年に発売したアーケードゲームのファミコン移植版で、
どちらも高い難易度と優れたアクション性からファミコンソフトの中でも高い人気を誇り、
その後も長く続編製作やキャラクターが愛されてきたゲームシリーズです。
こちらどちらも箱・説明書・チラシなどの付属品がしっかりと揃ったものとなっており、
箱には多少潰れやスレなどの経年感があったものの、市場需要の高いソフトと
なっておりましたため、単体で高額査定となりました。
また、希少なソフトを含めたレトロゲームソフト10点をまとめてご依頼頂いた
お客様のコレクション性の高さを評価額に上乗せさせて頂きました。
「熱血硬派くにおくん」「いっき」「ファミコン探偵倶楽部」「ギミック!」などの名作を生み出したファミコンとは?
ファミリーコンピューター(ファミコン)とは1983年に任天堂が発売した家庭用据え置きゲーム機で、
据置ゲーム機としては第三世代にあたり、セガマークⅢと同世代の8ビットゲーム機となります。
それまでゲーム機と言えば海外製を含めた高級機が多く、一世代前の第二世代機である
Atari2600で24,800円、アルカディアで42,900円という価格帯の中、
高スペックでありながら14,800円という低価格で売り出され、加えてROM交換式により
様々なゲームを遊ぶことが出来るうえ、サードパーティーの採用により他社に比べて
圧倒的なソフトの本数をリリースすることにより、一時代を築き、社会現象すらも巻き起こした
人気・知名度共にトップクラスの伝説的なゲーム機です。
発売タイトル数は1983年~1994年の約11年間で1054本と、
任天堂のゲームハードの中でも歴代第三位を記録しており、家庭用ゲーム機草創期なのにも関わらず
圧倒的なタイトル数を発売していることからもその規格外ぶりが伺えます。
現在でも続々とリメイクされる「熱血硬派くにおくん」「いっき」「ファミコン探偵倶楽部」
「ギミック!」などの人気シリーズ
さて、そんなレトロゲームの代名詞であるファミコンですが、
ファミコン時代に人気を誇ったかつてのゲームシリーズのリメイク作品が
2020年以降いくつも新作となったことでも大きく話題となりました。
35周年を迎え数多くの人気派生作品を生み出した熱血硬派くにおくんシリーズでは
新作「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」や
伊東市とのコラボ企画「熱湯!まくら投げ in 伊東市」などが話題となり、
1985年にサン電子より発売されクソゲーの代名詞として有名となった
痛快時代劇ゲームであり、ある意味有名な作品である「いっき」は
2023年2月に16人で団結して悪代官を打倒するという
令和版「いっき」とも言える「いっき団結」で話題となりました。
さらに1988年・1989年にファミコンディスクシステムで発売された、
良質なストーリーと恐怖感を煽る演出が人気のホラー推理アドベンチャー
「ファミコン探偵倶楽部」も2021年にNintendo SWitchでリメイク、
1992年というファミコン後期に発売され、プレミアソフトとして名高い
隠れた激ムズ名作アクションゲーム「ギミック!」も「ギミック! SPECIAL EDITION」
として各プラットフォームにてリメイク作品が発売されました。
実機の人気の高さを裏付けた二ンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターも
また、2016年11月にはファミコンを当時のデザインのまま小型化し、30種類のゲームが内蔵された
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターが発売され、「悪魔城ドラキュラ」「ソロモンの鍵」
「魔界村」「忍者龍剣伝」「スーパー魂斗羅」などをはじめとする人気ゲームが収録されました。
こちらはダウンロード販売が主流となりつつあるゲーム業界においても、30歳~50歳代を中心に
非常に人気を博し、発売初週売上で26万台を記録し、さらに人気の高さから再販も行われた
ことから実際に手に取れるいわゆる「実機」の人気の高さも再認識できるものとなりました。
ちなみにこちらファミコンミニと呼ばれることもありますが、ファミコンミニは既に別の移植シリーズで
名称が使われており、2004年にファミコン用ソフトをゲームボーイアドバンスに移植したものを
ファミコンミニと呼ぶので、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター=ファミコンミニでは
ないので少々混同しやすくややこしいですね。
ファミコンの高額買取となるソフトをご紹介
・「バトルラッシュ」ファミコン データック専用ソフト
・「スペランカー」ファミコン ソフト
・「ポパイの英語遊び」ファミコン ソフト
・「スノーブラザース」ファミコン ソフト
・「バナナン王子の大冒険」ファミコン ソフト
・「サマーカーニバル92 烈火」ファミコン ソフト
・「ゼルダの伝説」ファミコンディスクシステム ソフト
・「バトルフォーミュラ」ファミコン ソフト
・「ムーンクリスタル」ファミコン ソフト
・「オーバーホライゾン」ファミコン ソフト
・「(初代)ロックマン」ファミコン ソフト
ファミコンをはじめとする岐阜県のレトロゲームの買取は当店へ
当店ではファミリーコンピューター(ファミコン)、セガマークⅢ、PCエンジン、メガドライブ、
MSX、スーパーファミコン、セガサターン、NEOGEO(ネオジオ)、ドリームキャストをはじめとする
家庭用据え置きゲーム機やホビーパソコン、
ゲーム&ウオッチやゲームボーイ、ゲームギア、ワンダースワン、ネオジオポケット、ゲームボーイカラー、
ゲームボーイライト、ゲームボーイミクロ、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSPなどの
携帯ゲーム機、レトロゲーム機本体やソフト、周辺機器を高価買取しております。
また、ゲーム機本体やソフトだけでなくGAMESET(ゲーメスト)や
月刊ファミリーコンピュータマガジン(ファミコンマガジン)、
ファミコン必勝本、マル勝ファミコン、ファミコン通信、スーパーファミコンマガジン、PCエンジンファン、
月刊ネオジオフリークなどの当時のゲーム雑誌や攻略本、ゲームカタログやゲームのチラシ、
ゲームポスターやファンクラブ会報などを積極的に買取しており、
まとめてご依頼頂きますとお客様のコレクション性に合わせて評価額に上乗せさせて頂く事がございます。
当店では近年急上昇する需要に合わせて、
レトロゲーム買取経験豊富な副店主や、各コレクション分野に専門知識を持つスタッフが、
お客様の大切なコレクションの買取を丁寧にサポートさせて頂きます。
「これ買い取って貰えるかな?」「商品がこんな状態だけど大丈夫かな?」
などの疑問から「大事なコレクションだから事前にいくらになるか知りたい」
などの査定に関する質問まで、当店ではお客様の疑問にお答えする事前査定も
メールや電話にて承っております。
長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県、群馬県、埼玉県、
東京都、神奈川県などの東海地方や長野県近郊のレトロゲームの出張買取に、
現在特に力を入れておりスケジュール次第では当日のお伺いも可能です。
ファミコンをはじめとする岐阜県のレトロゲームの買取は当店にお任せください!