実家の整理で発掘されたホラー雑誌コレクション
群馬県にお住いのお客様より、
「実家の片付け中に昔集めていたホラー雑誌が大量に出てきたので買取してほしい」とご相談をいただきました。
ホラー系ジャンルは古書・雑誌市場でも人気が高く、また当店所在地の長野県からも近いエリアということもあり、今回は出張買取で対応させていただきました。
ご依頼内容‐ホラー系資料一式(1980年代中心)
お約束の日時に現地へ伺うと、保管状態の良いホラー関連アイテムが多数。
特に70~80年代の作品が中心で、当時のホラー文化を象徴するようなコレクションでした。
ご依頼内容の一部
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映画パンフレット(バタリアン/ゾンビ/サスペリア/エクソシスト など)
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映画スチール写真
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映画ポスター
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コミック雑誌「ハロウィン」「ホラーハウス」 ほか
紙モノとしては珍しく、経年による劣化も少なく、コレクションとして高い評価が可能な状態でした。
1980年代のホラー雑誌「ハロウィン」とは?
1970〜80年代、日本では一大ホラーブームが巻き起こりました。
中でも徳間書店が発行していた「ハロウィン」は、その中心的存在です。
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ホラー漫画専門誌として1970年代末〜90年代にかけて発行
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伊藤潤二、つのだじろう、日野日出志など名だたるホラー作家が登場
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映画や怪談、心霊特集など、漫画+実話ホラーのクロスコンテンツが人気
1986年に創刊された派生誌「ホラーハウス」も含め、当時のホラーブームを支えた雑誌として現在でもコレクター需要が非常に高いジャンルです。
『富江』初掲載号を含む希少なコレクション
今回特に注目したのは、雑誌「ハロウィン」の創刊期からのバックナンバーが多数揃っていた点です。

その中には――
伊藤潤二先生の代表作『富江』初掲載号
も含まれていました。
『富江』はのちに映画化・海外翻訳もされた日本ホラーの金字塔であり、初出掲載号は市場でも非常に評価が高い逸品です。
さらに創刊号を含め、連続して揃っていることでコレクションとしての価値も一層高まります。
伊藤潤二作品の人気と市場価値
伊藤潤二先生は『富江』『うずまき』『ギョ』『首吊り気球』などで知られる、世界的にも評価の高いホラー漫画家です。
近年ではNetflixアニメ化や国内外での展覧会などによって、再評価と市場価格の上昇が続いています。
特に以下のようなアイテムは買取市場でも高額になりやすい傾向があります。
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初期掲載雑誌(ハロウィン創刊期)
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単行本初版/帯付き
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直筆サイン本・関連グッズ
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海外版・限定復刻版
査定のポイントと高評価の理由
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1980年代当時の雑誌がまとめて保管されていた
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『富江』初掲載号含む創刊期のハロウィンが揃っていた
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ポスターやパンフレットなど関連資料も多く、ホラー文化史的価値が高い
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保管状態が良好(ヤケ・破れが少ない)
そのため、個別の希少性+コレクション全体の評価を合わせ、査定額もご満足いただける内容となりました。
この度は当店にご依頼いただき誠にありがとうございました。
ホラー雑誌・伊藤潤二作品の買取は三日月堂へ
三日月堂では、ホラー関連書籍・雑誌・資料の買取を強化しています。
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ホラー雑誌「ハロウィン」「ホラーハウス」
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伊藤潤二・つのだじろう・日野日出志などのホラー漫画
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ホラー映画パンフレット/ポスター/スチール写真
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1970〜1990年代のホラー文化資料全般
✅ 出張・宅配買取どちらも対応
✅ コレクター評価・希少性を考慮した査定
✅ 全国からのご依頼歓迎

