埼玉県より希少な東映アニメ映画ポスター「少年猿飛佐助」を高価買取致しました

埼玉県より東映の稀少なアニメ映画ポスター「少年猿飛佐助」を買取致しました

こちらは埼玉県のお客様よりご依頼を頂きました

東映の1950年代の稀少なアニメ映画の立看ポスターのコレクションです。

 

今回お話を頂きましたのは以前にも映画ポスターのコレクションをお売り頂いた

お客様からのリピートのご依頼で、「前回からそんなに経っていないのだけれど、

またいいポスターが手に入ったのでぜひ査定をお願いしたい」との事でした。

 

お客様曰くアニメ映画ポスターが中心となっているそうで、点数が多くないので

宅配買取でお願いしたいとの事でしたので、当店より梱包材を送らせて頂き

着払いによる宅配買取でご対応させて頂く事となりました。

 

お荷物到着後、早速中身を拝見致しますと東映の1970年代~1990年代の映画ポスター

8点ほどとなっておりましたが、その中にひとつお客様が仰っていた珍しいものが…。

 

それは1950年代に公開された東映のアニメーション映画「少年猿飛佐助」のB2判2シートの

立看ポスターで、折りたたみ跡や経年によるシミやヤケなどがあるものの、

年代や希少性を考慮すれば高く評価できるものとなっており、これにはスタッフも

思わず「おぉー!」と声を挙げてしまいました。

もちろんその他の70年代~90年代のポスターもしっかりと査定をさせて頂き、

今回非常に希少な映画ポスターをお譲り頂いた事や、東映のアニメ映画のポスターで

コレクションがしっかりとまとまっていた事を踏まえまして、通常の査定額にお客様の

コレクション性の高さを上乗せさせて頂きました。

 

「ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」よりも前!1950年代・60年代のアニメ映画とは?

日本におけるアニメ映画の歴史を振り返ってみますと、

知名度で言えば1970年代から続々と公開された「宇宙戦艦ヤマト」シリーズや

東宝の「ルパン三世(ルパンVS複製人間)」「カリオストロの城」などが高く、

 

さらに1980年代の「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」

「伝説巨神イデオン」「AKIRA」、そして「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」などの

スタジオジブリ作品が上映され始めた頃からアニメ映画は熱を帯びて行ったのですが、

それ以前の1950年代・1960年代のアニメ映画について語られることはそう多くありません。

 

実は今回ご依頼頂きました「少年猿飛佐助」は1959年に公開された

「白蛇伝」に続く東映の長編アニメーションの第二作目という非常に珍しいもので、

読売新聞に掲載されていた檀一雄先生原作の小説をアニメ化したものとなっております。

 

この頃世界的に見ればウォルト・ディズニー社が既にアニメ映画においてヒットを記録

しておりましたが、1950年代・1960年代は日本国内で見ればアニメ映画はまだ短編映画が主流で、

そんな中1956年に東映動画が発足され、「東洋のディズニー」を目指すべく1958年には

国内初長編アニメーション映画第一作として「白蛇伝」が制作されたという経緯がございます。

 

1960年代に差し掛かると東映動画は「西遊記」や「安寿と厨子王丸」「わんぱく王子の大蛇退治」

「わんわん忠臣蔵」「長靴をはいた猫」をはじめとする長編・短編映画など18作品近くを公開し、

その中には「サイボーグ009」や「ゲゲゲの鬼太郎」などの作品の姿もあり、これ以降多くの

アニメ映画作品が公開される事になっていくのですが、その流れの中でもうひとつ忘れては

ならないのが「虫プロ(虫プロダクション)」の存在でしょう。

 

「虫プロ」は皆さまご存知、あの手塚治虫先生が立ち上げたアニメ制作会社で、

実は手塚治虫先生自身も東映のアニメ制作に携わった事があり、その経験を持って

「虫プロ」を立ち上げたという経緯があるそうです。

 

虫プロは1963年に日本初の本格テレビアニメ「鉄腕アトム」を生み出し、

テレビアニメ文化の礎を作っただけでなく、翌1964年には「鉄腕アトム 宇宙の勇者」という

テレビ放映からの映画化作品という後の1970年代以降の黄金パターンを行った

初の制作会社としても知られており、虫プロがテレビアニメ・アニメ映画業界に与えた

影響は計り知れないと言っても過言ではありません。

 

また虫プロは1969年に「千夜一夜物語」、1970年に「クレオパトラ」、

1973年に「哀しみのベラドンナ」という長編映画を公開しており、

この映画群の中に含まれるアダルト描写は古今東西のを振り返ってみても珍しく

アダルトアニメの歴史の中でも一目が置かれているほか、こういった映画ポスターも

コレクターの間で高値で取引がされております。

 

東映や虫プロなど高額買取となるアニメ映画ポスターをご紹介

・「白蛇伝」東映 映画ポスター

・「わんぱく王子の大蛇退治」東映 映画ポスター

・「西遊記」東映 映画ポスター

・「安寿と厨子王丸」東映 映画ポスター

・「太陽の王子 ホルスの大冒険」東映 映画ポスター

・「サイボーグ009」東映 映画ポスター

・「海底3万マイル」東映 映画ポスター

・「マジンガーZ対デビルマン」東映 映画ポスター

・「わんわん忠臣蔵」東映 映画ポスター

・「哀しみのベラドンナ」虫プロダクション 映画ポスター

・「鉄腕アトム 宇宙の勇者」虫プロダクション 日活 映画ポスター

・「千夜一夜物語」虫プロダクション 映画ポスター

・「クレオパトラ」虫プロダクション 映画ポスター

 

東映「少年猿飛佐助」をはじめとする埼玉県の映画ポスター買取は当店へ

当店ではウォルト・ディズニー、スタジオジブリ、マッドハウス、京都アニメーションの

映画作品ポスターや、今敏監督・押井守監督・大友克洋監督・庵野秀明監督・

新海誠監督・吉浦康裕監督・湯浅政明監督・神山健治監督など1970年代以降の

人気映画監督が手掛けた作品の映画ポスターから、1950年代・1960年代の評価の難しい

アニメ映画ポスターまで幅広い映画ポスターを全国から高額で買取致します。

 

映画ポスターは年代・ジャンル・監督・出演俳優・作品人気・ポスターの市場流通量などに

よって価値が大きく変わるため1点1点の特色が強く、そのジャンルに精通した専門家でないと

適切な価値が判断出来ないことがございます。

 

当店では映画ポスターや映画に関するコレクションに長年携わり、

映画ポスターやパンフレット・チラシの買取経験豊富な副店主自らがお客様のコレクションを

一点一点丁寧に査定させて頂くほか、あらゆる分野に専門知識を持ったスタッフが

大手買取サイト様のマニュアル査定では見逃してしまいがちな、細かな市場需要の変化や

商品の稀少価値、そのジャンルの急上昇商品なども見逃しません。

 

三日月堂は最新の取引相場にアクセスできる独自の情報ネットワークを持っており、

世界水準での映画ポスターの買取価格に自信を持っており、たとえ汚れがあったり

ピン跡やキレ、破れなどの状態の良くないポスターにおいても、市場需要や希少性が高ければ

相応の価格で買取させて頂きます。

 

長野県、群馬県、新潟県、富山県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、埼玉県、

東京都、神奈川県などの長野県近郊は出張買取を行っており、

北は北海道から南は沖縄県まで、全国からの買取実績もある着払いによる宅配買取もございます。

 

東映「少年猿飛佐助」をはじめとする埼玉県の映画ポスター買取はぜひ当店へ!

 

 

【映画ポスター買取についての詳細はこちら】

 

 

愛知県より今敏監督アニメ映画ポスターを買取致しました!

アニメ映画ポスターを当店では高価買取しています!


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