アダルト雑誌やビニ本を当店では高額買取致します!高額買取事例もご紹介

コンビニをはじめ、徐々に姿を消すエロ本…。しかしその一方で…!?

2020年に開催が予定されていた東京オリンピックに向けて、2019年の8月に

全国のコンビニエンスストアから成人向け/アダルト雑誌が姿を消し

かつて昭和から平成にかけて見られた「コンビニでのアダルト本の立ち読み」といった

懐かしい光景も見る事はなくなりました。

 

この動きについては様々な見解があり、良い悪いは一概には言えないのですが

ただ一つ間違いないのはコンビニに置かれたアダルト雑誌は

間違いなく昭和後期におけるアダルトコンテンツの成長と拡散を担っており、

今日におけるアダルトコンテンツの充足と住み分けは、長年培われてきた

成人向け雑誌の栄枯盛衰になくしてはあり得なかったという事です。

 

アダルトビデオ(AV)が登場し世に浸透し始めたのが1980年代から

1990年代なのに対し、アダルト書籍・雑誌の登場はなんと戦後復興期頃からと

言われており、歴史を辿れば江戸・明治の春画まで遡るという何とも歴史が古く

アダルトコンテンツの中では最も一般的とも言えるジャンルです。

 

そして昭和中期の1940年代から高度経済成長期を経て

昭和後期の1980年代にかけて、成人向け書籍・アダルト雑誌は急速に

発展を遂げましたが、その背景には自動販売機や書店・コンビニエンスストアといった

流通経路の拡大がアダルトコンテンツ発展の後押しを担ったと言われております。

 

そして1990年代後期から2000年代にかけて、法や条例の規制・インターネットの

登場により徐々にアダルト雑誌は数を減らし、今日騒がれる紙媒体の

雑誌や書籍の売り上げ減少と共にいつしか成人向け書籍そのものが

姿を消すのではないかと危惧されております。

 

しかしそんなデジタルに移行しつつある時代だからこそ、かつてのアダルト書籍を懐かしみ

もう一度触れたい・手元に置いておきたいというコレクター様は数多くいらっしゃり、

昭和のアダルト雑誌や成人向け書籍はじわじわと需要が高まっております。

 

三日月堂ではそんなアダルト雑誌や成人向け書籍といったコレクションを全国から高値で買取しており

本日は当店でも特に高額となった買取事例についてご紹介致します。

 

山梨県南アルプス市より写真時代やBOMB!!など成人向けアダルト雑誌を買取致しました


こちらは山梨県南アルプス市のお客様よりご依頼頂きました、

写真時代やBOMB!!をはじめとする成人向け雑誌・アダルト雑誌や

グラビア雑誌など約80点の買取のご依頼です。

 

お客様のお話によりますと、ご友人様にコレクター様がいらっしゃり

昔譲って貰ったコレクションの一部を今回買い取って欲しいとのお話でした。

 

早速当店に着払いにて送って頂き、中身を確認致しますと

写真時代やBOMB!!などを中心に成人向け雑誌が約80点ほど

梱包されておりました。

 

今回ご依頼頂いた主なコレクションは下記の通りです。

・写真時代(1982年~1984年のもの)5点

・月刊BOMB!(2001年~2014年のもの)不揃いにて77点

 

写真時代は点数こそ少なかったものの、市場需要の高い年代のものだったため

年代と状態を含めて高評価とさせて頂き、BOMB!は年代は新しいものの

長澤まさみさん・小野真弓さん・井上和香さん・熊田曜子さん・小倉優子さん・

夏川純さん・戸田恵梨香さん・北乃きいさん・南明奈さんをはじめとする

グラビアアイドル全盛期を彩る人気の高い方が揃っておりました事や、

一度に70点以上もまとめてご依頼頂いた事を踏まえまして高評価となりました。

 

今回年代こそ幅広かったものの、それぞれ見所のある素晴らしいコレクションとなっており

思わず当店スタッフも「なるほど…!」と唸ってしまうご依頼となっておりました。

 

査定額をお伝えいたしますと、「この金額であれば十分納得できる。また良いコレクションが

手に入ったら声を掛けてさせて貰いたい」との嬉しいお言葉まで頂く事が出来ました。

 

アダルト雑誌、ビニ本、裏本、一緒のようで全然違う!?

今回のご依頼品にもございました「写真時代」は1981年に白夜書房に創刊された

エロスと芸術と写真が交差すると言われる写真雑誌で、1980年代を代表するアダルト雑誌に

区分されているだけでなく、80年代の荒木経惟氏や森山大道氏といった有名写真家の

写真を知るための資料としても非常に貴重なものとなっております。

 

荒木経惟氏をはじめとする写真家の過激な表現(主に女性被写体の)に対して

何度が警察から厳重注意が課せられており、さらに1988年までというわずか7年の間しか

発刊がされていなかったことからも希少性が高く、また今再び手にしたいという方が

多くいらっしゃいます。

 

1970年代に大々的なブームとなったビニ本とは?

ひとくちに成人向け書籍(通称エロ本)といってもその内訳は様々で、

上記の「写真時代」は「平凡パンチ」や「週刊プレイボーイ」と並ぶソフトエロ本として

知られており、実はこの時代には他にもビニ本や裏本と呼ばれるもっと過激な

アダルト雑誌や成人向け書籍が存在しました。

 

まずビニ本のルーツとしては1969年代年末頃に存在した「グラフ誌」と呼ばれる

アダルト雑誌で、これがポリエチレン製の袋に入っていたためビニール本(通称ビニ本)とされており、

さらに神田神保町の芳賀書店の2代目店主により仕入れていたヌード写真集を

立ち読み防止のためにビニ本として販売した所、予想を遥かに上回る売れ行きとなり

1979年頃から爆発的なブームとなりました。

 

余談ですが、日本におけるヘアヌードの解禁は1990年代初頭に登場した

樋口可南子さんの「water fruit」や宮沢りえさんの「Santa Fe」から事実上の解禁となっており、

それまでヌードと言えば修正を施さなければならなかったのですが、

この時代におけるビニ本の修正は「限りなく透けて見える下着を着用する」

「透明のベールを被る」などの表現により「非常に薄い修正を施したという」形となっていたそうです。

 

ビニ本全盛期、どれくらい凄かった?

ビニ本の全盛期と呼ばれるのは1980年代の前半で、

そのブームの中でも第一次ブームの1981年~1982年の前半と

1983年からの第二次ブームに分かれ、この頃ビニ本出版社は40社~50社も存在し

ピーク時には80社以上にも達したと言われております。

 

初期のビニ本メーカーには大昭和出版・グラフィック赤坂・エメラルド出版・パル同人・

神田グラフィク・北見書房・未来舎・グリーン企画などが名を連ね、

さらに後期には優美堂・飛鳥書房・ドルフィン企画・クロードアイ・九鬼出版なども登場します。

 

そしてビニ本業界においてもやはり人気女優というものが存在し、

田口ゆかりさん、さらに小川恵子さん、木下まゆみさん、中村絵美さん、

渡瀬ミクさん、竹下ゆかりさんをはじめとするスター達が人気となり、

アダルト書籍という売上が伸び似にくいジャンルでありながら

多いもので数万部を売上げるものもあったそうです。

 

ビニ本とは似て非なる存在「裏本」とは?

ごく短い期間でありながらビニ本が第一次ブームと第二次ブームに分かれているのには

理由があり、その原因となっているのが裏本と呼ばれるビニ本よりもさらに過激な

非合法なアダルト書籍の存在です。

 

ビニ本は原則として法に則っており販売しても問題はありませんでしたが、

裏本はビニ本でも掲載されないような絡み(=本番行為)なども掲載され

無修正のものが多かったとされています。

 

裏本自体は違法であるため通常の流通経路に乗せて販売することが出来ず、

治安の悪い一部の地域で手売りされていたり、独自のルートで流通したものが

店頭でこっそり販売されていたりされていたと言われております。

 

この裏本の登場は1981年の中頃からとされ、1冊1万円程度と

ビニ本と比べてかなり高額だったのにも関わらず裏本が飛ぶように売れ、

これを受けてビニ本もさらに過激に・さらに多ジャンル化を極めて行く事となったそうです。

 

ビニ本ブームの終焉、アダルトビデオブームの到来

しかしそれによる弊害も同時にビニ本業界を着実に蝕んでおりました。

合法であったはずのビニ本ですらも過激になり過ぎ、1985年の新風営法を境に

ビニ本に対する規制がどんどん厳しくなっていったのです。

 

さらに、参入業者が多くなり過ぎた結果多くのジャンルにおいて崩壊を招くきっかけとなる

価格競争の勃発・クオリティの低下も招き、みるみるうちに顧客離れが発生し

ビニ本を取り扱っていた書店も次々と撤退を始めて、ビニ本業界は明らかな衰退を辿りました。

 

そして同時にビニ本業界が収縮した原因として1980年代頃から急速に発展した

「アダルトビデオ」の存在も関係しており、1980年代~1990年代までは逆にアダルトビデオが

栄華を極め、ビニ本出版社やビニ本で活躍していた女優などもアダルトビデオ業界に転身しています。

 

またビニ本の衰退後の1980年代後半から、都内の大手出版社もアダルト雑誌・書籍の販売を

開始しており、こちらは比較的ソフトな表現が多かった分、非常に有利な流通経路を獲得しており

大手書店やコンビニエンスストアで販売された結果、全盛期のビニ本を遥かに凌駕する

10万部を超える「デラべっぴん」や「ザ・ベストマガジン」などの

人気雑誌が生まれるきっかけともなりました。

 

高額買取となるアダルト雑誌や成人向け漫画雑誌をご紹介

・ヤングコミック 雑誌 少年画報社

・別冊SMファン 雑誌 三和出版

・家畜人 雑誌 いずみムック

・月刊スウィンギング 雑誌 モア出版

・SMセレクト 雑誌 東京三世社

・キャッシー 雑誌 白夜書房

・漫画スカット 雑誌 みのり書房

・MANZOKU(マンゾク) 雑誌 プレジャー・パブリッシング

・YanMani(ヤンマニ) 雑誌 プレジャー・パブリッシング

・月刊ぺあマガジン 雑誌 白夜書房

・漫画エロトピア 雑誌 KKベストセラーズ

 

写真時代・BOMB!!をはじめとするアダルト雑誌やビニール本の買取は当店へ

三日月堂では

デラべっぴん・ザベストマガジン・GORO・スコラ・平凡パンチ・写真時代・

映画の友・アップル通信・漫画ブリッコ・漫画エロトピア・漫画エロジェニカ・

レモンピープル・劇画アリス・コミックセルフ・DICK・特選小説などのアダルト雑誌や

 

近代映画・週刊プレイボーイ・DELUXEマガジン・週刊平凡・BOMB!!・

DUNKなどの芸能/アイドル雑誌を全国から積極的に買取しております。

 

アダルト雑誌・成人向け写真集以外にも

アダルトビデオ(AV)・イメージビデオ(IV)を含む、VHS/DVD/Blu-ray・

アダルトアニメ・ムック本・その他アダルトグッズなどの幅広いアダルト分野の買取にも

対応しており、まとめたご依頼頂きますとお客様のコレクション性を評価して

査定額に上乗せさせて頂く事がございます。

 

アダルトジャンルのグッズなどは1点1点の特色が強く、

そのジャンルに精通した専門家でないと適切な価値が判断出来ないことがございます。

また、大手買取サイト様のマニュアル査定では見逃してしまいがちな、

細かな市場需要の変化や商品の稀少価値、そのジャンルの急上昇商品なども当店は見逃しません。

 

当店ではアダルト分野に精通した副店主自らが査定を行うほか、

各ジャンルに精通したスタッフが多数常在しており、

お客様の大切なコレクションを一点一点しっかりと確認させて頂きます。

 

長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。

 

写真時代・BOMB!!をはじめとするアダルト雑誌やビニール本の買取はぜひ当店へ!

 

【過去のアダルト雑誌買取実績についてはこちら】

 

東京都にて成人向け雑誌・写真集・アダルトDVDの出張買取

三日月堂は宅配買取サービスにつきましても高い評価を頂いております!当店で高額買取となったジュニアアイドル雑誌の宅配買取事例について併せてご紹介


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