映画に関する専門書籍、1950年代~古い映画パンフレット、オーディオアクセサリーの出張買取

分野をまたいだ趣味のもの全般の買取は三日月堂にお任せください!

本日は関東某所にお住まいの方からご依頼をいただきまして買取の方に伺わせていただきました。

映画監督に関するものや、映画史などその分野の専門的な書籍を500冊、

映画パンフレットも1950年代からの非常に人気の高い商品が多くとてもうれしいご依頼でした。

(一部です)

映画パンフレットなどは1970年代以降からのものはその依頼数も多く、現在ではなかなかお値段をつけるのが難しい現状ですが、1960年以前のものは人気もあり、需要も高いタイトルもまだまだございますので

三日月堂では高価買取させていただいております。

 

ご依頼者様はオーディオ類もお好きだったらしく、アコースティック・リバイブやTAOCを中心とした、

不要になったアクセサリー、インシュレーターやオーディオボード、スピーカーのツィーターユニットなども合わせて買取させていただきました。

オーディオ類ではアンプやプレーヤー、チューナー以外にもインシュレーター、アクセサリーなど周辺機器のみのご依頼も大歓迎です。

 

 

 

結果的にご依頼者様も頼んでいたものだけでなく、不要になった別のものも買い取っていただけて、部屋も片付いて良かったと、おっしゃっていただけました。

三日月堂をご利用いただき、誠にありがとうございました。

 

1カットの撮影に100回以上のテイクを出すほど異常なこだわりを見せるスタンリー・キューブリック監督

 

本日お買取りさせて頂いた商品の中にあった

「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」

こちらは異常に長いタイトルで「博士の異常な愛情」と略される事が多々ありますが、

この作品はジャックニコルソンが顔を覗かせる特徴的なポスターでお馴染みの

「シャイニング」や、”シゴキ”のシーンで有名なハートマン軍曹の「フルメタル・ジャケット」

などを手掛けたスタンリー・キューブリック監督による作品。

キューブリック監督は1951年の短編ドキュメンタリーから始まり、1999年の「アイズワイドシャット」

までの2000年直前まで活躍していた監督なので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、スタンリー・キューブリック監督ですが多様なジャンルでの芸術的なアプローチ

ブラックユーモア性さらに作品へのメッセージ性が評価されているという1950年代の映画監督

としては異彩を放つ存在。作家性に富んだ監督という点ではサスペンスの帝王と言われる

アルフレッド・ヒッチコック監督と類似する部分があります。

 

また、キューブリック監督は常に新しい撮影手法と心象表現を追求し続け、

自身は完璧主義者としても有名です。自分の納得のいくカットが撮れるまで何回も

テイクを繰り返し、2秒の撮影に2週間かけたという話も残っているほど。

この作品への情熱以上のこだわりと”観客がこのカットを見た時にどういう印象を受けるか”

という細部まで作りこまれた、芸術とまで言える1カット1カットはキューブリック監督に

“映画史において最も偉大で、後世に影響を与えた映画製作者”という評価を与えています。

 

そんなキューブリック監督の作品ですが、チラシやパンフレットが高額になる作品が

やはり多数ありますので、いくつか見ていきたいと思います。

 

まずは「突撃(1957)」

こちらの作品は短編ドキュメンタリーから長編劇映画に移行し、

プロデューサーの獲得と自身の会社を設立した後に制作されたもの。

「現金に体を張れ」の次に作られた作品で、キューブリックの長編映画で初めての商業的

成功作品となり、キューブリックの映画監督としての名を世に知らしめた作品。

この作品でもキューブリックの1カットの情熱が発揮されており、6台のカメラが映し出す

場所に番号を振り、何百人と参加したエキストラ全員にどの場所で死ぬように指示したという

話があるようです…。

 

次は「ロリータ(1962)」

“ロリータ・コンプレックス”の語源にもなった作品と書けば、この作品が社会に与えた影響の

大きさが推し量れますね。こちらはキューブリック初のブラックコメディ作品。

ハリウッドでの映像表現の制約から解かれ、制作全権を握ったこの作品はキューブリックにとって

ターニングポイントとも言われ、また、現在でも物議を醸す作品とも言われているようです!

 

そして、「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を

愛するようになったか(1964)」ですが、この作品は「ロリータ」の風刺路線の流れを汲んで

完全にブラック・ユーモアに舵を切った作品。撮影スタッフに風刺作家のジャーナリストを

加えるなど”ブラックコメディ”というジャンルとして作品に取り組み、これもまたロリータ同様

多くの賛否両論の論争と社会現象を巻き起こした作品です。

 

この後もキューブリックは「博士の異常な愛情」と合わせSF三部作と呼ばれる

「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」(この2作品もまた社会風刺性が評価されている)

を制作し、いずれも商業的な成功を収めています。

 

多く作品を撮る中でスランプや感性の鈍化などに陥る映画監督もおりますが、

キューブリックは短編ドキュメンタリー時代からその完成を磨き続け、商業的には成功していない

ものの、批評家達の支持を得続けるといった稀な映画監督で、その傾向は彼の作品ラインナップと

そのリテイクの数の増加(後年の作品になればなるほどリテイクの数も増えていったそうです…。)

にも現れています。

 

どのシーンを止めても芸術的と言われたスタンリー・キューブリックの作品、もしチラシやパンフレットを

お持ちの方はぜひ三日月堂までご連絡下さい!

 

三日月堂では分野をまたいだ商品の買取ご依頼をお待ちしております!

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尚、それ以外にも着払いによる宅配買取も日本全国から受け付けておりますので、ぜひ一度メールかお電話にてお問い合わせください。

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