今回では千葉県にお住いの方よりご依頼を頂きました。
遠方であったため、着払いでお送りいただく宅配買取をご案内させていただきました。
無事に到着しましたので拝見させていただくと、1950年代からのB5判のパンフレットが約110冊ほどございました。
ヤケ、端に切れ、スレ汚れなどの経年相応の状態です。
惜しくも特別に希少な物やプレミア品などは含まれておりませんでしたが、
オードリー・ヘップバーンやアラン・ドロンの出演作品に集中して集められていたり、
特定の監督作品を収集されていたりなど、随所に評価のポイントがございましたので、そのコレクション性をしっかりと査定金額に反映させていただきました。
オードリー・ヘプバーンのファッションから映画を観る
さて、今回ご依頼者様がコレクションされていたオードリー・ヘプバーンですが、
オードリー・ヘプバーンは1950年代のハリウッド黄金期から1980年代に活躍した
アメリカ出身の俳優で「最も偉大な女優50選」に選ばれ“永遠の妖精”とも呼ばれた女性です。
ファッションと美の追求に余念がなく、「ローマの休日」でオードリーは自らアン王女の服装の
提案を行い、短めの袖をしたフレンチスリーブや首にスカーフを結ぶネッカチーフ、
ロング丈の青いフレアスカートに白い開襟シャツなどの新しいファッションを生み出しました。
その後も人々のファッションアイコンとして活躍したオードリーは、社会現象を引き起こすほどの
ファッションセンスの高さを持っていたそうです!
前髪と毛先全体をクルッとカールし、サイドはぴったりさせて後ろに流す「ヘップバーンカット」と呼ばれる
髪型が世界で大流行し、映画のワンシーンながら”アン王女が髪を切る”というシーンは世の女性が
美容室に行くことを楽しみにした、とまで言われています。
そんなオードリー・ヘプバーンのファッションですが、違う映画に出演する度にそのファッション性が
話題となり、その数を挙げればきりがありません!
1954年に公開された「麗しのサブリナ」では8分丈から9分丈くらいの細身のパンツ姿が「サブリナパンツ」と呼ばれ、
当時としては珍しいパンツスタイルを披露したり、
1957年の「昼下がりの情事」ではオードリーが演じるアリアーヌがスカーフをフードのようにぴったりと
頭に巻き、首元をきっちり結んだ「アリアーヌ巻き」が人気になったり、
同じく1957年の「パリの恋人」ではオードリー演じるヒロインのジョーが、パリでプロのスタッフにより
目まぐるしく変身していく姿が描かれており、映画のハイライトにもなっている深紅のドレスは非常に印象深く、
1961年の「ティファニーで朝食を」ではブラックドレスに身を包んだドレススタイルが有名に。
上記の映画のアイテムはポスターやチラシをはじめ価値が高く、作品として今でも人気の高さが伺えます。
そんな“オードリー・ヘップバーン”のファッションにも注目して彼女の出演映画を見てみるのも
映画の楽しみ方のひとつかもしれませんね!
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