【映画パンフレット買取】パラダイン夫人の恋 ナイアガラ 宇宙人東京に現る など

1950年代〜の映画パンフレット買取は三日月堂へお任せください!

1950年代からの映画パンフレットの買取をお願いしたいということでご依頼をいただきました。

着払いにてお送りいただき、拝見すると全部で約150冊
ほど。

(一部です)

 

三つ折り型のチラシのようなパンフレットもあり、映画館の週報や当時チラシも挟み込んでありました。

タイトルは「パラダイン夫人の恋」や「ナイアガラ」など、コレクターにも人気な作品も多数含まれており、ご依頼者様も査定額に驚いていらっしゃいました。

 

マリリン・モンローの作品のパンフレットはやはり人気が高く、初版の美品では高額査定となります。

その他、今回では「宇宙人東京に現る」を評価させていただきました。

1950年代以前のSF・特撮作品は邦画、洋画問わずに高額になる可能性が高い、人気の集まるジャンルです。

 

ゴジラ以外にもまだまだあるぞ!特撮映画初期に制作された映画!

今回珍しい買取作品となりました「宇宙人東京に現る」ですが1956年に公開された島耕二監督による

SF特撮映画。1956年といえば石原慎太郎原作の「太陽の季節」が映画化されたり、市川崑監督の

「ビルマの竪琴」が公開された年。そして特撮映画の歴史から言えば本多猪四郎監督による

特撮映画金字塔「ゴジラ」(1954年)の公開からわずか1年余り。特撮黎明期ということもあり、

この間に公開された映画は数えるほどしかありません!

それでは、ゴジラに続き特撮初期の作品はどのようなものがあるのでしょうか?

 

まずは1954年に公開された小田基義監督による「透明人間」

こちらはゴジラと同じ東宝制作の映画で、ゴジラが着ぐるみとミニチュアによる特撮だったのに対して

こちらは光学合成による作品。当時特撮技術もままならない中で撮られた透明人間の表現や

無人で走り続けるスクーターなど、東宝特撮マニアの中でも一握りの人しか実際に見た事の無い作品のようです。

 

次に1955年公開のこちらも東宝制作、特撮シリーズ第4作「獣人雪男」

雪男の造形や雪山や自然驚異の表現にこだわり、ゴジラとは対照的に感情のある怪獣を題材にした映画。

一部の表現のためこちらもビデオ・DVD化はされておらず、存在自体が幻となっている作品です。

 

そして1956年1月に「宇宙人東京に現る」が公開。

この間に公開された特撮映画のジャンルの映画は「忍術児雷也」「逆襲大蛇丸」「ノンちゃん雲に乗る」

「ブルーバ」「乱菊物語」と上記2作、ゴジラシリーズを合わせて特撮界で見ても10本目。

本当に特撮初期の頃の作品であったことが伺えます。

ちなみにこの「宇宙人東京に現る」は日本映画で初めて宇宙人の造形が作られた作品で、その

パイラ人と呼ばれる宇宙人のデザインは岡本太郎さんが担当しています。

これだけでも非常に貴重な映像作品であると思えてしまいますね!

 

その後も日本では

ゴジラに続く怪獣映画で東宝初のカラー怪獣映画「空の大怪獣ラドン」

宇宙開発競争やハリウッドのSFブームの時代に作られた「地球防衛軍」

「美女と液体人間」「電送人間」「ガス人間第一号」などの怪奇映画×SF映画をテーマとし、

撮影技術に特撮を使用した”変身人間シリーズ”などが世に送り出されます。

 

この様々な映画で培われた技術とノウハウが徐々に蓄積して生き、後年の特撮黄金期で

数々の名作が生み出され、モスラやキングギドラ、ガメラにメカゴジラなどの名怪獣や

お茶の間のウルトラマンシリーズに繋がっていくと思うと、特撮黎明期に撮影された作品も

興味深くなってきますね!

 

古い作品のSF、特撮、怪奇ホラーなど、

ポスター、パンフレット、チラシなどを売るときはぜひ当店にご相談ください。

経験豊富な専門スタッフが応対から取引成立まで一貫して対応させていただきます。

 

ご依頼方法もシンプルで、お問い合わせの後に着払いでお送りいただくだけです。

 

事前査定も無料にて承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

ご自身のものではなく、よくわからない、といったご依頼も非常に多くいただいております。

その際には諸々ご説明をさせていただきながらご案内、査定、買取をさせていただきますので、安心してご依頼ください。

 

映画パンフレットの買取については詳しくはこちらをご覧ください

 

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