市川雷蔵に関連する書籍、ポスター、グッズなど高価買取致します！
当店は趣味に関する様々なアイテムを買取し、取り扱っております。
中でも映画関係の物は高く評価しておりますのでまずはお電話かメールにてお気軽にお問い合わせください。
今回は群馬県にお住いの方より、自身が好きで集めていらっしゃったという、市川雷蔵さんにまつわるコレクションをご依頼いただきました。
書籍では写真集、雷蔵特集のムック本、雷蔵展の図録など、
スチール写真、ロビーカード、チラシ、メンコやグッズ、
「眠狂四郎」シリーズほか、DVD、
他にも眠狂四郎シリーズを中心にB2判映画ポスターが8枚といった、筋の通った雷蔵コレクションでした。（写真失念です・・・すみません）
この度卒業をなさるということで、そのコレクションをお任せいただきましたが、人気需要や市場価格を踏まえつつ、さらにコレクション性を高く評価させていただきました。
査定額をお知らせするとご快諾いただけましたので、御取引成立となりました。
次に大切にしてくださる方に繋げてほしいとおっしゃっていましたので、お約束させていただきました。
ご依頼者様ありがとうございました。
「市川雷蔵」と「勝新太郎」大映が誇った二枚看板”カツライス”
称されるほど、昭和を彩ったと言っても過言ではない稀代の映画スター！
市川雷蔵さんは現役時代の仲の良さや、演技に対する姿勢やスタッフさんへの接し方の違いから
よく勝新太郎さんと並んで評価される事がありますが、調べてみると2人の生い立ちや考え方の違いから、
それぞれの価値観の違いが面白く感じられました！
まず市川雷蔵さんですが、歌舞伎役者”三代目市川九團次”の養子として生まれ、
演出家武智鉄二さんの口利きで紆余曲折あり”三代目市川壽海”の養子となります。
さらにここから映画俳優に転身することになるのですが、ここが少し見方の変わるポイントで
市川雷蔵さん本人からすると、”紆余曲折あり”の部分が歌舞伎役者時代に家柄の関係で
日の目を浴びる事が無く苦労を重ねた所からの、映画界への転身なのですが
映画業界からすると、歌舞伎役者の名門の養子が映画業界に進出してきたという見方にも
なるそうで、この辺りは後述の勝新太郎さんと比較して、家の威光があったという風に
書かれることが多いようです。
次に勝新太郎さんですが、歌舞伎の裏側で伴奏を行う三味線奏者”杵屋勝東治”の
息子として生まれ、子供の時に三味線を習い三味線奏者として類まれな才能を発揮したそうです。
そして20歳を過ぎたころにアメリカ巡業で撮影所で出会ったジェームズ・ディーンに感化され
映画俳優になることを決意。白塗りの二枚目として下積み時代を過ごす事となります。
市川雷蔵さんが歌舞伎役者の息子で、勝新太郎さんがその歌舞伎役者の三味線奏者の息子だという
点も生い立ちから交わりそうで交わらない、数奇な関係を感じてしまいますね。
そして二人は1954年「花の白虎隊」で映画デビュー。
市川雷蔵さんは主役だったのに対して、勝新太郎さんは白虎隊のひとりの脇役。
共に1931年生まれで、大映入社も同じ1954年、さらにデビュー作も同じだった市川雷蔵さんに
デビュー作から差をつけられて、勝さんは悩んだこともあったそうです。
しかしその後、勝さんは白塗りの二枚目から方向転換をし、1960年「不知火検校」で
野心家の座頭として役者としての頭角と現し、1961年「悪名」で一匹狼で暴れん坊の
やくざの親分を演じ人気に火が付き、「座頭市物語」や「兵隊やくざ」でその人気を不動にして行きます。
対して市川雷蔵さんは「花の白虎隊」の後に立て続けに主役・準主役級の映画に出演し、
1955年には「次男坊鴉」で颯爽たる若様やくざ(当時の宣伝文句とのこと！)で主役を演じ、
さらに同年、「新平家物語」で平清盛役を演じ、スターとしての階段を順調に登って行きます。
この辺りの2人のスターまでの対比も非常に面白いですね。
そんな市川雷蔵さんと勝新太郎さんですが、スタッフ間では派閥もあったものの、二人の仲は非常に良く
ライバル心もありながら切磋琢磨する関係だったと言われています。
また、演技に対する姿勢の違いや勝新太郎さんの妻、中村珠緒さんが語る二人の姿も全く対照的で
思わず笑ってしまうほど。
気になる方は是非調べてみてはいかがでしょうか！
三日月堂ではコレクションを高く評価させていただきます！
映画に関するものではポスター、スチール、パンフレット、書籍から写真集まで様々な物がありますが、
例えば特定の俳優さん、女優さんのファンで集めていたものや、
アクション映画が好きで関連する物を集めていたもの、ロマンス・ドラマが好きで集めたDVDなど、
集め方によるコレクション性を特に評価させていただいております。
関連アイテムや分野をまたいだご依頼でも大歓迎ですので、買取を検討しているものがございましたらまずはお気軽にご相談ください。
長野県内では無料にて出張買取に伺います。予約状況により即日の買取にも対応しておりますので、引っ越しで日が無いなど、お急ぎの方はご相談ください。
その他日本全国どこからでも宅配買取にてご依頼を承っております。
送料は当店が負担いたしますので、ご依頼にあたりかかる費用は一切ございません。
映画ポスター、DVD、パンフレットなどの買取は三日月堂にお任せください！
