お家の片付けの際、映画関係のコレクションが出てきたので買取をしてほしいとご依頼を頂きました。
着払いでお送りいただくと、120サイズの段ボール箱にして5箱分に映画雑誌、テレビ番組台本、関連書籍、パンフレット・チラシなどでした。
(一部です。)
1960年代後半からの映画雑誌、「ロードショー」、「スクリーン」、こちらは付録がほぼ欠品していましたが年間12冊揃いも多く、評価させていただきました。
その他では「ムービーマガジン」の創刊2号から20冊ほど、
「西部通信」などの冊子、映画辞典、チャップリン写真集などの関連書籍、
そしてテレビ番組の台本など。
「水曜スペシャル」や「少女探偵スーパーW」など懐かしい番組や、年末恒例の誰もが知るあの番組、「ゆく年くる年」など、
楽しく査定をさせて頂きました。
映画パンフレットも120冊ほど、1960年代後半のアクション、西部劇などで人気のものも多く、評価も高いものとなりました。
お譲りいただきましたコレクションは、必ず次に愛好してくださる方に橋渡しをさせて頂きます。
素晴らしいコレクションをありがとうございました。
日本国内で販売されていた映画雑誌たち
さて、映画雑誌と言えば日本の映画雑誌として一番有名なのはキネマ旬報社が発行する「キネマ旬報」
映画好きなら誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
なんとこちらは1919年創刊。なんとついこの間100周年を迎えたというのだからびっくりですね!
ちなみにこんなに歴史が長くても日本初の映画雑誌は「活動写真界」という雑誌だそうな。
キネマ旬報と並んで名前が挙がるのが1946年創刊の「映画芸術」
こちらは映画批評専門誌の名の通り、日本映画のベストテンの他にワーストテンも載せており、
キネマ旬報とはお互いを切磋琢磨する関係性にあると言われています。
次に「映画秘宝」こちらは洋泉社より(現在は双葉社より)1995年にスタート。
読者曰く、B級映画やお色気映画、特撮やハリウッドの失敗大作などの絶妙なライン取りと
ライターの巧みな文章が見所の雑誌とのこと。
そして、1989年創刊の「Cut」
こちらは映画だけでなく、音楽・アニメ・漫画・アイドル・俳優・声優などの
幅広いジャンルを扱うカルチャー誌。
他にも
・1946年創刊協同組合日本シナリオ作家協会によって発行されているシナリオ専門誌「シナリオ」
・近代映画社が発刊する洋画専門の「SCREEN」
・プレビジョンより発刊の「Spoon.」は写真を中心に映画、音楽、ソフトウェア、ファッションブランド、絵本、美術館を扱う。
などの雑誌が現在でも存在するとのこと。
休刊中の映画誌も数多く存在し、
洋画専門誌「映画の友」、映画評論雑誌「映画評論」、1925年創刊の「演劇・映画」、
近代映画社による「近代映画(Kindai)」、映画・文芸・漫画・音楽を扱う「バラエティ」、
1970年代にキネマ旬報と近代映画と並ぶ映画誌だった「ロードショー」などがあったと言われています!
こうして見るとひとくちに映画雑誌と言っても何種類もの雑誌が存在し、
お互いが違った切り口から映画というジャンルを評していて見ていて飽きないですね!
当店では映画に関する様々なコレクションを積極的に買取しております。
映画ポスター、スチール写真、キャビネ、ロビーカード、パンフレット(1970年代以前)、雑誌、関連書籍から、
映画半券、台本、シナリオ、プレスシート、チラシなど、
関連するあらゆる商品を買取させて頂きます。
当店所在地である長野県内であれば予約状況により、即日の出張買取にも対応しております。
ご依頼の内容や大量の案件などでは山梨県、岐阜県、群馬県、新潟県などの近県にもお邪魔させていただきます。
その他日本全国から着払いでお送りいただく「宅配買取」にてご依頼を承っております。
事前査定も無料、依頼に際しかかる費用は一切ございませんので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
映画関係のコレクションの買取は三日月堂にお任せください。