静岡県より「七人の侍」「椿三十郎」の映画パンフレットを買取致しました!世界のクロサワと名高い黒澤明監督。黒澤明監督の代表作にはどんなものがあった?

映画のパンフレットはなぜ需要が高い?パンフレットの歴史をご紹介

皆さんが普段何気なく手にする機会のある映画のパンフレット、

実は意外な歴史があるのをご存知でしょうか?
戦後日本において映画は数少ない娯楽の一つで

テレビがなかった頃は落語と映画は娯楽の王様とまで言われており、

2020年現在日本における映画の公開本数が日本映画約500本・海外映画約500本の

合計約1000本なのに対し、戦後復興期に近い1955年でさえ日本映画約400本・

海外映画約200本の合計約600本近く公開されたというのですから、

当時の日本における映画の盛況ぶりが伺えます。
そして映画のパンフレットというのはこの頃から存在しており、次回上映される映画の宣伝や

作品解説などが掲載されたものが有料で発行されていたそうで、特にロードショー版と

呼ばれる特別上映のパンフレットなどは内容が凝っており、映画の評論家の解説なども

掲載されていたため、非常に希少なものとなると言われております。
さらに1980年代から2000年代に掛けて「ミニシアターブーム」と呼ばれる

大手映画会社の影響を受けない小規模な映画館による、映画館の方針や

好みを重視した映画群を上映する事により、今までスポットの当たることのなかった

作品を発見出来ることから人気となったムーブメントがありました。
映画のパンフレットは海外からの輸入作品が急激に増えた、

このミニシアターブームの頃から内容が充実し面白くなったと言われており

ネットがなかった時代には映画の制作秘話や批評、その他様々な情報を知る

数少ない手掛かりとして当時とても貴重だったり、またデザインも凝ったものが増えたので

収集する楽しみも増えたそうです。
しかし、多くのパンフレットは作られたはしたものの、本のようにアーカイブ化はされていない

事が多いため現在見ようと思っても見ることが出来ず、映画ファンからすれば「あの評論家の

作品解説が見たいのにどこに行っても手に入らない!」という状況が発生しているため、

映画のパンフレットは昔からコレクターにとってはこういった理由や、当時の様子を知る

希少な情報源などの理由から、需要の高いアイテムとして重宝されています。
当店ではそんな日本独自の文化でもある映画のパンフレットを高値で買取しており、

本日は当店でも高価買取となった事例をご紹介致します。

 

静岡県静岡市より黒澤明監督「七人の侍」「椿三十郎」パンフレットを買取致しました

こちらは静岡県静岡市のお客様よりご依頼頂きました、

古い邦画のパンフレットコレクションの宅配買取のご依頼です。
お客様曰く、昔から映画館で映画を見るのが好きで、特に日本の映画を良く見ていた

とのことで、今回は昔からコレクションしていたパンフレットを買い取って貰いたいとのお話でした。
お客様のご希望により当店に着払いにて送って頂き早速中身を拝見致しますと、

1950年代~1970年代を中心とした古い映画のパンフレットコレクションとなっておりました。
今回特に高額となりましたのは下記の2点です。

・「七人の侍」黒澤明監督 B5判パンフレット

・「椿三十郎」黒澤明監督 A$判パンフレット

こちら、どちらも市場需要の高い黒澤明監督の作品のパンフレットとなっており、

さらに保存状態も比較的良好だったため、単体の高額となりました。
査定を進めるうちにパンフレットの中にチケットの半券が挟まっているのをお見掛けし、

お問合せしたところ、値が付くのであれば一緒に買い取って貰いたいとのお話でしたので

そちらも合わせて査定をさせて頂き、パンフレット・チケットの半券が一緒になっているものに

つきましてはお客様のコレクション性の高さを評価して査定額にさらに上乗せさせて頂きました。

 

世界のクロサワと名高い黒澤明監督。黒澤明監督の代表作にはどんなものがあった?

黒澤明監督は「世界のクロサワ」として有名な日本のみならず世界的に有名な映画監督で、

映画に馴染みのない多くの方でも名前を聞いたことがあると言われるほどと言われております。

そんな黒澤監督は1943年に「姿三四郎」で監督デビューを果たしました。
黒澤明監督の代表作には

監督の出世作として有名で難解なストーリーと1つの物語を複数視点から描くことによって

評価された、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞受賞の「羅生門」、
監督の最も代表作と言っても過言ではなく、作り込まれた人物描写、マルチカム方式を

はじめとする多くの映像手法や演出で映画界に衝撃を与えた「七人の侍」、
監督の作品の中でも娯楽色が強く、狂言回しの百姓や物語を取り巻く群衆たち、

また三船敏郎が決死の覚悟で演じたアクションシーンや、望遠レンズによるダイナミックな

演出など見所の多い「隠し砦の三悪人」などがあり、
他にも「酔いどれ天使」「白痴」「生きる」「用心棒」「天国と地獄」「赤ひげ」「影武者」

「用心棒」「椿三十郎」など多くの名作を世に送り出しており、時代劇のイメージが強い方も

多いかもしれませんが、現代劇や社会派サスペンス映画も多く撮影しており、

サスペンス映画監督としても高い評価を受けています。
黒澤明監督は映画へのこだわりが特に強く、セットや小道具、脚本や登場人物の設定に

など細部に至るまで目を光らせており、さらに画面に映る背景や群衆の動き、登場人物の

足運びなどの個人の動き、カメラワーク、巧みなカット技術により作品を評論家さえも絶賛する

非常に高いクオリティに昇華させ、今日に至るまで多くの業界人に大きな影響を与えました。

黒澤明監督の高額買取となる映画パンフレットをご紹介

・「羅生門」黒澤明監督 映画パンフレット

・「隠し砦の三悪人」黒澤明監督 映画パンフレット

・「素晴らしき日曜日」黒澤明監督 映画パンフレット

・「野良犬」黒澤明監督 映画パンフレット

・「静かなる決闘」黒澤明監督 映画パンフレット

・「生きる」黒澤明監督 映画パンフレット

・「姿三四郎」黒澤明監督 映画パンフレット

 

「七人の侍」をはじめとする静岡県の映画パンフレット買取は当店へ

当店では西部劇映画・ホラー映画・サスペンス映画・SF映画・特撮映画・アニメ映画・

ミュージカル映画、さらに人気監督や有名俳優などが手掛けた映画作品の

パンフレットを高値で買取致します。
また、映画のパンフレットのコレクションはある程度まとまった数でご依頼頂いた場合や、

特定のジャンルでまとまっている場合、さらに同じ映画のパンフレット・チラシ・チケットの半券の

セットが揃っている場合などは、お客様のコレクション性を評価して査定額に上乗せさせて
頂く事がございます。
パンフレット以外にも、ポスター、チラシ、チケット半券、スチール写真やロビーカード、

映画に関する当時の雑誌、関連書籍、サウンドトラック(CD・LP)、VHS(ビデオ)、

DVD、Bru-ray、出演者や監督のサイン入りグッズ、実際に使用されていた台本、

プレスシート、オープンリール、フィギュアやプラモデルなどの関連グッズも積極的に買取しております。
当店では、映画に関するコレクションに長年携わり、映画グッズの買取経験豊富な副店主自らが

お客様のコレクションを一点一点しっかりと確認させて頂き、

あらゆる分野に専門知識を持ったスタッフがお客様の買取をしっかりとサポートさせて頂きます。
長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。
「七人の侍」をはじめとする静岡県の映画パンフレット買取は当店におまかせください!

 

映画パンフレットの買取は-専門店主が査定するコレクション買取店三日月堂へ

黒澤明監督映画ポスター「隠し砦の三悪人」を当店では高価買取しております

栃木県佐野市より稲垣浩監督など古い時代劇映画パンフレットを買取致しました!


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