信濃町にお住まいの方より、写真集やコミックなどを整理したいので、と、
出張買取のご依頼を頂きました。
数が大量すぎて見当もつかないと言われておりましたが、ハイエース1台に乗りきらない程ではないかな?とたかをくくってお伺いしたところ、部屋中に写真集、コミックなどがぎっしり。
一目で積み切れないとわかりました。
コミックの方が未だ整理がついていないとの事でしたので、そちらの整理がつき次第2回に分けての買取をお願いいたしました。
という事で初回はグラビアアイドルや女優さんの写真集や関連雑誌などを中心に買取をさせていただきました。
とにかくすごい量があり、査定にもお時間を頂いてしまいましたが、すべてに目を通させて頂きました。
1980年代中頃の物から、つい最近の物まであり、総冊数は1000冊を超える大ボリューム。
1990年代~2000年代の物では需要・供給やその市場価格などを考慮すると評価しづらい部分も多く、長年の保管による経年感が強いものなども多数ございましたが、
査定額にも「こんな金額で買い取ってくれるの!?」とお喜びいただけました。
(一部です)
1980年代の昭和のアイドル写真集やその掲載雑誌などでは現在でも人気があり、高値で取引されているものもございます。今回もそうしたものがございましたので、一部をのせておきます。
そして大変だったのが運び出しです。
写真集は大判の物も多く、1冊が通常書籍や雑誌に比べると重いので、20冊を縛り上げて一つにしてもなかなかの重量があります。
お部屋が2階でしたので、車まで積み込むのにこれが良い運動になりました。(?)
翌日、筋肉痛になってしまったのは言うまでもないのですが、こちらと同等かそれ以上のコミックもありましたので、次回伺う際には体を鍛えていかなければならないな、と思いました。
査定から積み込み完了までほぼ1日頂いてしまいましたが、ご依頼者様にもお喜びいただけました。
ご依頼者様ありがとうございました。
グッズも高価格で大人気のピンク・レディー!ヒットの裏に阿久悠アリ!?
今回の高値となりました写真集の中にピンク・レディーのミーさんのものが
ございましたが、ピンク・レディーと言えば彗星の如く現れた1970年代を
代表するアイドル。人の目を引く派手な衣装と、誰もが真似した特徴的な振り付け、
絶妙な歌詞回しによって一躍有名になったのですが、実は彼女たちのヒットの裏で
ピンクレディーと一緒に昭和70年代・80年代のアイドルを支えた方がいらっしゃるので、
本日はそちらにフィーチャーしたいと思います。
話を戻しましてピンク・レディーですが、1976年8月に「ペッパー警部」で歌手デビュー。
デビューシングルで60万枚の売り上げを誇るメガヒットを叩き出します。
続いてセカンドシングル「S・O・S」、サードシングル「カルメン’77」もオリコン1位を獲得。
4thシングル「渚のシンドバット」でミリオンセラーを記録し、新曲が4曲連続でスマッシュヒット
という異例の記録を残し、社会現象にまで発展します。
当時お子さんがいるご家庭では子供に右左を教える際に「ミーちゃんがいる方が左、ケイちゃんが
いる方が右」と教えたエピソードもあるとか。これはピンク・レディーが当時中高生にだけでなく
小さい子供にも浸透していたことが分かるエピソードですね!
そして5thシングル「ウォンテッド」、6thシングル「UFO」、7thシングル「サウスポー」も
ミリオンセラーに。「UFO」は第20回日本レコード大賞を記録、「サウスポー」は日本歌謡大賞
を受賞します。
まさに曲を出す度にメガヒットする、ホームランバッターのような存在となります。
この頃のピンク・レディーは異常なまでの人気ぶりで彼女たちの文房具、人形、おもちゃ、服、バッグ、
靴、食器、自転車までキャラクターグッズになり、こちらも驚くほど売れたそうです。
さて、この「ペッパー警部」「S・O・S」「カルメン’77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」「UFO」
「サウスポー」などの名曲ですが、実は作詞家と作曲家が全曲一緒なんです。
それは作詞家・阿久悠さんと作曲家・都倉俊一のコンビ。
都倉俊一さんは狩人さんや、郷ひろみさん、太川陽介さん、山口百恵さん、和田アキ子さんなど著名な
アーティストの方に作曲したことで有名ですが、阿久悠さんも凄まじい経歴を持っております。
阿久悠さんが作詞したもので代表的なものですと…
・森山加代子さんの「白い蝶のサンバ」
・尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで 」
・山本リンダさんの「どうにもとまらない」「狙いうち」
・堺正章さんの「街の灯り」
・森昌子さんの「せんせい」「同級生」「中学3年生」
・桜田淳子さんの「天使も夢みる」「天使の初恋」「わたしの青い鳥」「花物語」
「はじめての出来事」「十七の夏」「天使のくちびる」「ゆれてる私」
「夏にご用心」「ねえ!気がついてよ」「気まぐれヴィーナス」「サンタモニカの風」
・フィンガー5の「個人授業」「恋のダイヤル6700」「学園天国」
・石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」「能登半島」
・都はるみさんの「北の宿から」
・岩崎宏美さんの「ロマンス」「センチメンタル」「未来」「熱帯魚」「思秋期」
「シンデレラ・ハネムーン」
・沢田研二さんの「時の過ぎゆくままに」「立ちどまるなふりむくな」
「さよならをいう気もない」「勝手にしやがれ」「憎みきれないろくでなし」
「サムライ/あなたに今夜はワインをふりかけ」「ダーリング」「ヤマトより愛をこめて」
「LOVE (抱きしめたい)」「カサブランカ・ダンディ」「OH! ギャル」「酒場でDABADA」
・西城秀樹さんの「君よ抱かれて熱くなれ」「ジャガー」「若き獅子たち」「ラストシーン」
「ブーメランストリート」「セクシーロックンローラー」「ボタンを外せ」
「ブーツをぬいで朝食を」「炎」「ブルースカイブルー」
・ピンク・レディーさんの代表曲全般
・郷ひろみさんの「林檎殺人事件」「素敵にシンデレラ・コンプレックス」
・大橋純子さんの「たそがれマイ・ラブ」
・八代亜紀さんの「舟唄」「雨の慕情」
・野口五郎さんの「真夏の夜の夢」
・杉田かおるさんの「鳥の詩」
・西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」
・森進一さんの「北の螢」
・五木ひろしさんの「契り」「追憶」
他にも森山加代子さん、北原ミレイさん、ペドロ&カプリシャス、あべ静江さん、
伊藤咲子さん、フォーリーブス、新沼謙治さん、石野真子さん、小出広美さん、
岡本舞子さん、小林旭さん、河島英五さんを始め、本当に書ききれないほどの
アーティストさんの作詞を担当されています。
上に挙げたアイドル・歌手の方は本当にどの方も紹介すれば1コラム埋まってしまうほど
人気の方々なので、当然関連グッズやファンクラブ会報なども高価格となっております。
また、上に挙げた曲の中で
尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」
都はるみさんの「北の宿から」
沢田研二さんの「勝手にしやがれ」
ピンク・レディーの「UFO」
八代亜紀さんの「雨の慕情」は日本レコード大賞を受賞。
作詞家として大賞受賞は最多となり、日本レコード大賞の他の賞も含めると
数多の賞を獲得されており、「花の中三トリオ」で絶大な人気だった森昌子さんや桜田淳子さん、
「新御三家」の西城秀樹さん郷ひろみさん、野口五郎さんの作詞も漏れなく担当している
辺り、ヒットの影に阿久悠ありと言われても過言ではない作詞家さんだったことが伺えます。
ということで、本日はピンクレディーや70年代・80年代の昭和アイドルを裏で支えた
作詞家・阿久悠さんを見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
阿久悠さんの担当された方々は本当にどの方も人気で、時期的にもグッズ類は高い物が多いです!
阿久悠さんが作詞を担当したアイドルのグッズなどをお持ちの方はぜひ三日月堂まで!
昭和のアイドルのグッズは三日月堂まで!
当店ではこうしたアイドル・女優の写真集や掲載雑誌・グッズ、ファンクラブ会報などを積極的に買取しております。
特に1980年代など、昭和アイドルの物では雑誌、写真集他、高価買取につながるものも多数ございますので、売却や整理、片付けをご検討の方はぜひ当店に御用命ください。
長野県内出張買取承っております。
お問い合わせフォームよりお電話かメールにて、ご依頼品の量や内容をお知らせください。
群馬県、新潟県、岐阜県、山梨県などの近県もその内容によってお伺い致します。
その他の地域も、日本全国宅配買取にてご依頼を承ります。送料は無料、着払いにてお送りいただくだけですので、簡単です。
アイドル関係雑誌、写真集、ファンクラブ会報、グッズなどの買取は三日月堂へお任せください。
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