今回ご依頼いただいたのは、1950年代からの古い映画パンフレットです。
ご友人の物を代理でお願いしたいとの事でしたので、まずはお送りいただきました。
B5判の古い年代のものから、一番新しいもので1970年代のもの。
戦争系作品がお好きなだったのか、260冊ほどの内半分は戦争関係の作品でした。
中にはマリリンモンロー出演作品数点、オードリーヘップバーンなどの名作、人気作も多く含まれておりました。
その他目を引いたのは、アルフレッド・ヒッチコック監督作品。
こちらも数十冊に渡りございました。公開当時初版の物も多く、評価させて頂きました。
鑑賞日の書き込みが目立ちましたが、当店ではそうした物でも大きく減額は致しません。(破れや強い折れなどは・・・すみませんがやむなく減額の場合がございます)
今回も1点で高価買取になる物はもちろん、戦争作品にまとまってましたのでコレクション性をプラスさせて頂きました。
査定が終了し、ご依頼者様にお知らせをすると、査定額に驚いておりました。
聞けば一度お住まいの近くの買取のお店に持ち込んだようなのですが相手にしてもらえず、買取金額もきわめて少額だったため、やめて捨てようかとも思ったのですが、それでも・・・と当店にお声掛けをしてくださったようです。
お力になれたようで当店も非常にうれしく思います。
当店では誠実に、その商品の持つ価値を見極め、査定をさせて頂いております。
ご遺品の依頼で依頼者様ではよくわからないけど・・・といったものもまずはお気軽にご相談ください。
大切に集められたもの、次に繋げてほしい、といったご依頼も多く頂いておりますので、こちらも真剣に向き合い、査定をさせて頂きます。
出演作品が少ないのにも関わらず伝説的な女優となったグレース・ケリー
さて、本日の査定商品の中にも含まれておりました、「オードリー・ヘプバーン」と「マリリン・モンロー」
どちらも1950年~1960年を中心に活躍した世界的なトップスターで、同じ女優という中で対照的な
イメージの2人ですが、オードリーとマリリンの2人とはまた違った形でシネマ業界を駆け抜けたスターがいます。
それはオードリーと同じ1929年生まれの女優「グレース・ケリー」です。
オードリーとグレースはどちらも気品あふれる美しさで有名ですが、
オードリー・ヘプバーンが“ファニー・フェイス”と称されるのに対して
グレース・ケリーは“クールビューティー”と言われております。
そして、グレースの美しさを語る上で、”黄金比率のような完璧な造形”
“正面からでも真横からでも美しい”といった、神々しさや、ある種の芸術的な美しさをよく耳にします。
そんなグレース・ケリーとオードリー・ヘプバーンですが、実は同じ年の生まれでありながら、
映画での活躍時期がほとんど被っていないそうです。
グレースは1951年に22歳という若さで映画デビューを果たし、
1952年に「真昼の決闘」で連邦保安官役ゲイリー・クーパーの新妻役を演じ、
1954年の「モガンボ」でアカデミー助演女優賞にノミネート、
そして1955年の「喝采」でなんとアカデミー主演女優賞を受賞するという偉業を成し遂げています。
これはグレースが美しい見た目だけでなく、ずば抜けた演技力を持ち合わせていたとも取れますね!
また、グレースはアルフレッド・ヒッチコック監督にも愛され、
「ダイヤルMを廻せ!」や「裏窓」「成金泥棒」などの作品に出演しています。
そんな映画業界で駆け上がるようにトップスターの座を掴んだグレースですが、
モナコ大公レーニエ3世と結婚し、公妃となるため1956年の「上流社会」を最後に女優を引退。
世間を圧倒したトップスターだったのにも関わらず、出演映画はなんと11本しかないという伝説の女優なのです!
オードリー・ヘプバーンが1953年の「ローマの休日」以降、女優として様々な映画に出演したので
グレースの後に活躍したのがオードリーという印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
そんな2人ですが、どちらもファッションアイコンとして今でも話題になる事が多く、
2人の美しさ、演技やファッションの違いに注目しながら過去の作品を振り返るのも楽しいかもしれませんね!
映画関連商品の査定は三日月堂まで!
映画関係常時買取強化しております。
年代の古い映画パンフレット、ポスター、チラシ、半券や、
DVD、サウンドトラックのCD、映画雑誌、ロビーカードやスチール写真など、
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