小津安二郎監督をはじめとする岐阜県の映画パンフレットの買取は当店へ!

山梨県より小津安二郎映画パンフレットコレクションを買取致しました!

こちらは山梨県のお客様よりご依頼頂きました、

小津安二郎映画パンフレットコレクションの宅配買取のご依頼です。

 

今回お客様より「引っ越しするにあたって不要になったものが沢山出てきて

捨てるにはもったいないものもいくつかあるため、実際に来ていただく事は可能でしょうか。」

というお話を頂いたため、早速ご自宅にお伺いしコレクションを見させて頂く事となりました。

 

見たところ段ボール2箱分の昭和~平成にかけての物品が多く、またそれ以外にも

雑誌・書籍類があり、一点では評価は難しくともジャンルごとでまとまることにより

値段がつくものもございました。

 

中でも珍しかったのは古いプラモデルやレトロゲームの類で、プラモデルは新品未開封品のもの、

レトロゲームは箱・説明書付のファミコンソフトなどもあったため、そちらもしっかりと評価

させて頂きました。

 

そして査定を進めるうちに奥様より「こんなものに値段は付きますか…?」と言って、

映画のパンフレットを出して頂きましたので拝見致しますと、なんと小津安二郎監督の

映画作品のパンフレット集となっており、さらに一部のものはチケットの半券も一緒に

保管されておりました。

 

何でも旦那様と昔観に行った思い出としてパンフレットやチケットの半券を保管されていた

ものの、今の今まですっかり忘れていたため買取可能であれば買い取って欲しいとの事でした。

 

今回買取となりましたパンフレットは下記のものです。

・「東京物語」

・「宗方姉妹」

・「小早川家の秋」2種

・「東京暮色」

・「お茶漬けの味」

 

一度に6点もの希少性の高い小津安二郎監督の映画パンフレットをしかもチケットの半券付きで

お売り頂ける事は非常に珍しく、年代も相応に古いものとなっておりましたため、

しっかりと希少性と市場需要を踏まえた上で評価をさせて頂きました。

 

映画のパンフレットだけでも大きく評価出来るものであることをご依頼者様にお話致しますと、

「昔は映画をよく見に行っていたからもっと色んな映画のパンフレットも買っておけばよかった。

映画を見た後にパンフレットを買おうと思えたのが(小津安二郎)監督だけだったのよね。」

と昔の思い出を教えて頂け、ご夫婦の仲睦まじい様に思わずほっこりしてしました。

戦後日本の映画産業を支えた巨匠の一人、小津安二郎監督とは?

実は映画のパンフレットの文化は日本特有のもので、

上映作品ほぼ全ての映画にパンフレットが販売されているのは日本だけだと言われております。

 

さてその希少性や市場需要の高さに付いてですが、やはり古い年代の

ものであるほど高くなります。当然かと思われるかもしれませんが、これには年代による

流通量の少なさ以外にもちゃんとした理由があります。

 

古い年代の映画パンフレットには当時の映画の世間的な見られ方(海外映画であれば

「初上陸!」など)が描かれていたり、現在では故人となってしまった映画評論家の先生方の

評論などが載っている事から映画論的にも非常に資料的な価値が高いものも多く存在します。

 

実際、現在では古くなった映画パンフレットを収集して、当時掲載されていた映画の批評を

集めて本として残すべきといった声も少なくなく、それだけ資料的な価値が高い事が伺えます。

 

そして古い年代の映画であればそれだけ価値が高くなると書きましたが、市場に現存する数と

その需要が高いのがやはり日本においても映画産業が非常に伸びたと言われる、戦後から。

 

黒澤明監督・大島渚監督・溝口健二監督・深作欣二監督・岡本喜八監督・成瀬巳喜男監督・

市川崑監督・今井正監督・稲垣浩監督・小田基義監督・大庭秀雄監督・鈴木則文監督・

山田洋次監督・伊丹十三監督・本多猪四郎監督・円谷英二特技監督など

戦後日本を支えた監督は名前を挙げればきりがありませんが、

 

その中でも黒澤明監督・溝口健二監督・本多猪四郎監督と並び知名度が高く、

また世界的にファンが多いのは小津安二郎監督でしょう。

 

黒澤明監督が「動」的なシーンの多い娯楽映画を得意とするならば、

小津安二郎監督の作品は「静」的なシーンの多い、人物にスポットを当てたヒューマンドラマを得意とし、

同じ時代の巨匠と言われていながら全く対極の作品を描く事で知られています。

 

監督の作品は脚本自体や人間ドラマとしての完成度が評価されているだけでなく、

実はシーン毎の絵画的な芸術性も高く評価されていて、それは2023年現在でも研究され続けている

というのですから衝撃です。

 

例えば「狂気」という作品のワンシーンでグラス内のワインや大皿の高さが「何故か」

揃っており、その意図が分からない事からも2018年にSNSで話題となりました。

 

これは大げさな一例にすぎませんが、

小津安二郎監督の作品には一カットごとにこだわりが詰め込まれており、何度も見る事によって

新たな発見があることも多くのファンを惹きつける理由のひとつとなっています。

 

その他高額買取となる日本の映画監督作品パンフレットをご紹介

・「父ありき」小津安二郎監督 映画パンフレット

・「彼岸花」小津安二郎監督 映画パンフレット

・「宗像姉妹」小津安二郎監督 映画パンフレット

・「秋日和」小津安二郎監督 映画パンフレット

・「秋刀魚の味」小津安二郎監督 映画パンフレット

・「近松物語」溝口健二監督 映画パンフレット

・「西鶴一代女」溝口健二監督 映画パンフレット

・「雨月物語」溝口健二監督 映画パンフレット

・「山椒大夫」溝口健二監督 映画パンフレット

・「戦場のメリークリスマス」大島渚監督 映画パンフレット

・「蒲田行進曲」深作欣二監督 映画パンフレット

・「里見八犬伝」深作欣二監督 映画パンフレット

・「独立愚連隊」岡本喜八監督 映画パンフレット

・「独立愚連隊西へ」岡本喜八監督 映画パンフレット

・「浮雲」成瀬巳喜男監督 映画パンフレット

・「驟雨」成瀬巳喜男監督 映画パンフレット

・「億万長者」市川崑監督 映画パンフレット

・「炎上」市川崑監督 映画パンフレット

 

小津安二郎監督をはじめとする岐阜県の映画パンフレットの買取は当店へ

当店では小津安二郎監督の映画パンフレット以外にも、

黒澤明監督・溝口健二監督・大島渚監督・深作欣二監督・岡本喜八監督・

成瀬巳喜男監督・市川崑監督・本多猪四郎監督など人気映画監督の

映画パンフレットを全国から高値で買取しております。

 

また、映画関連のコレクションはパンフレットの他にもポスターやチケットの半券といったアイテムが

セットになっておりますとさらに需要が高くなり、作品の関連グッズが多い場合や一度に大量のグッズを

ご依頼頂いた場合などはお客様のコレクション性を評価して査定額に上乗せさせて頂く場合がございます。

 

映画のパンフレットや映画関連のコレクションなどは1点1点の特色が強く、

そのジャンルに精通した専門家でないと適切な価値が判断出来ないことがございます。

また、大手買取サイト様のマニュアル査定では見逃してしまいがちな、細かな市場需要の変化や

商品の稀少価値、そのジャンルの急上昇商品なども当店は見逃しません。

 

「利用したいけれども買取価格の面で不安がある」

「宅配買取と出張買取どちらをお願いするか悩んでいる」

「コレクションの整理や売り方についてプロの意見が聞きたい」

「買取について分からない事がある」など、買取について分からない点や

不安な点がございましたら、ぜひお気軽にご相談下さい。

 

長野県、群馬県、新潟県、富山県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、埼玉県、

東京都、神奈川県などの長野県近郊は出張買取を行っており、北は北海道から南は沖縄県まで

全国からの買取実績もある着払いによる宅配買取も承っております。

 

小津安二郎監督をはじめとする岐阜県の映画パンフレットの買取は当店におまかせください!

 

 

【映画パンフレット買取の詳細についてはこちら】

 

 

「男はつらいよ」シリーズのパンフレットなどのグッズを当店では高価買取しております

栃木県佐野市より稲垣浩監督など古い時代劇映画パンフレットを買取致しました!


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