1960年代以前の映画パンフレット、チラシなどの買取は三日月堂にお任せください!
当店のホームページをご覧いただいたようで、宅配買取のご依頼を頂きました。
昔に集めていたという映画パンフレットを買い取ってほしいとのことで、早速着払いでお送りいただきました。
100サイズほどの段ボール箱が一箱とコンパクトでしたが、1950年代からのパンフレット現在のものと比べると非常に薄く、
冊数では150冊ほどございました。
パンフレットのご依頼では一冊一冊すべてのページを拝見していくのですが、
今回驚いたのは、そのパンフレットに挟まっていた半券や変形チラシたち。
変形チラシや小型二つ折チラシで大変珍しい物が多数挟まっており、状態も良好で、パンフレットよりも挟まっていたチラシの方が評価が高いものが多く、
まさにお宝発見!状態でございました。
査定が終わると驚く買取金額となっておりました。
ご依頼者様、素晴らしいコレクションをありがとうございました。
映画の変形チラシってどんなものがあるの?
一口に変形チラシと言っても、形状は様々。
チラシからもより映画を楽しんで貰えるようにという映画製作者の意向が伺えます。
私が調べた中でもコレクション価値の高い物や、目を引いたものをいくつかご紹介します!
まずは「ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト)」
こちらはマカロニウェスタンの火付け役であるセルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」
から始まる”ドル箱三部作”の続編である”ワンス・アポン・ア・タイム三部作”の第一作目となります。
日本での公開は1969年。こちらの変形チラシはチラシ上部が丸く湾曲しており、
折り曲げると”ウェスタン”の題字にぴったりと当てはまる様子が伺えます。
当時からしたらこのような変形チラシは珍しかったでしょうからきっと会えた人はわくわくしたでしょうね!
次はジョン・フォード監督による1948年制作の映画「アパッチ砦」
こちらは封筒状になっており、広げると中は大きな一枚のチラシになっていますが、
閉じると大迫力の扉絵になる工夫が凝らされています!
日本での公開は1953年ですが上記のウェスタンよりもさらに古く、今から約70年近くも昔の話で
そんな昔からこのような観客を驚かせる発想があったのは圧巻の一言です!
ちなみに関係ないのですが、これを見るとびっくりドンキーのメニューを思い出すのは私だけでしょうか。
それから1960年公開ジョン・ウェイン監督のこちらも西部劇「アラモ」
こちらは変形チラシは何と折り曲げると上部が三角形になるようになっており、なんともこだわりを感じます。
文言も「豪放!壮大!西部劇最高のスタッフが放つ史上空前の70ミリ西部劇スペクタクル!」という
何とも強い宣伝文句で観客の興味を惹いている様子が伺えます。
そして最後はサスペンス映画の神様、アルフレッド・ヒッチコック監督の「引き裂かれたカーテン」
こちらは何とタイトルの通り、三つ折りチラシの一部があたかも引き裂かれたかのようにデザイン
されております!ヒッチコック監督は映像手法や演出方法に細部までこだわり、観客の心を揺さぶる
ことを信条にしていたとのことなので、こういうデザインになるのも頷けますね!
自分がもしリアルタイムでこのチラシに遭遇したら「ひっ!」っと声を上げてしまいそうです。
以上、コレクションアイテムとして価値のある変形チラシをいくつかご紹介しましたが、
変形チラシ自体はまだまだ沢山あり、その1つ1つに製作チームのこだわりを感じて見ていて楽しくなります。
もし、古い映画の変形チラシをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ三日月堂までご連絡下さい!
当店では映画関係の商品を積極的に買取させて頂いております。
1960年代以前のパンフレットでは、こうして半券やチラシが挟まっていることも珍しくなく、そしてそうしたものが評価が高いことも多いです。
買取の際は全てに目を通し、その価値も含めて見逃しません。
もちろんお送りいただく際は大量でもそのままお送りいただければすべてこちらでチェックいたしますので余計なお手間は頂きません。
ご依頼は着払いで当店にお送りいただくだけの宅配買取がおすすめです。
箱詰めしていただき着払いでお送りいただくだけですので、ご依頼をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
その他映画に関するあらゆるご依頼を承っております。
映画パンフレットの買取については詳しくはこちらをご覧ください
事前査定も無料ですので、まずはお問い合わせフォームから、お電話かメールにて!