鎌倉時代から続く鍛造刃物の名門、関兼常のナイフを当店では高額買取中です

世界で注目を集める日本のナイフ・刃物。いったいなぜ?

今、日本のナイフ・刃物が世界的に注目されています。

 

2012年にフランスのナイフ専門誌「PANORAMA」が10ページにもわたる、日本の伝統的な

折り畳みナイフ「肥後守」の特集を組み、生産が追い付かなくなるほど国内・国外から

注文が殺到した事例の他にも、

 

マスク社会による巣ごもり需要と、2015年頃より高まってきた世界的な和食ブームが追い風となり

元々素晴らしい品質を誇る日本の刃物が世界的に認知され、岐阜県関市・福井県越前市・

大阪府堺市などの刃物が世界的に人気となっているそうです。

 

実際、日本のキッチン用刃物の世界への輸出額は2020年から2021年に掛けて、

前年比30%増の120億円を記録しているだけでなく、カスタムナイフ業界でも年々

日本のナイフ作家の存在感や世界的な注目度が増加していると言われております。

 

三日月堂でも包丁や刃物類のコレクションを積極的に買取しておりますが、

中でもスタッフが確かな人気を感じるのが「カスタムナイフ」と呼ばれるコレクションで、

こちらはナイフの中でも熟練の職人が手間暇をかけて作り出す最高品質のナイフは

人気が高く、当店でも非常に多くの高額買取事例がございます。

 

さてそんな当店でも人気のカスタムナイフですが、その歴史の始まりは1954年に

カスタムナイフの父と呼ばれるR.W.Loveless(ボブ・ラブレス)氏が自身の手でナイフを作り、

そのナイフの素晴らしさと製法が世に広まった結果、多くのカスタムナイフメーカーが誕生する

ことになったというお話が有名ですが、実は日本のカスタムナイフの歴史について

触れられる機会はあまり多くありません。

 

日本のカスタムナイフの歴史の始まりとは?

日本のカスタムナイフの歴史を語るうえで欠かすことの出来ないポイントが

1980年に設立されたジャパン・ナイフ・ギルド(JKG)の存在でしょう。

 

日本のカスタムナイフの歴史はJKG以前と以後で大きく変わると言っても過言ではなく、

創設から現在に至るまでJKGはメーカー・職人同士のカスタムナイフの技術向上・情報交換、

会員同士の連携と親睦、さらにカスタムナイフの正しい知識の発信を目的に活動を行い、

創設以降日本で多くの優秀なカスタムナイフメーカーやナイフ作家の誕生に貢献しました。

 

ジャパン・ナイフ・ギルド結成前はインターネットも存在しない時代ですから、

当時はカスタムナイフを取り扱う事自体が珍しかったこともあり、

日本でカスタムナイフの情報交換・意見交換を行える場所というのは

ごく一部に限られていたそうです。

 

そしてその現状に声を掛けたのが、実はカスタムナイフの父であるボブ・ラブレス氏で、

ラブレス氏の奥様が日本人であった事や、日本人におけるカスタムナイフの第一人者である

相田義人氏と親交があった事、さらに日本の刃物づくりの技術を高く買っていたいた事などから、

日本にナイフメーカーギルドがない事を知ると

 

「作り手の技術やノウハウを共有して日本のカスタムナイフのレベルを上げるためには、

ギルドがあった方がいい」とギルド設立のサポート、そして初代会長に就任し、

ナイフやナイフの使用方法に関する正しい知識の普及や、ナイフメーキング方法、

ハンドメイド・ナイフに関する知識や、技術の相互公開などに尽力したとのこと。

 

つまり日本のカスタムナイフの歴史は、世界のカスタムナイフの歴史の立役者であるラブレス氏の

鶴の一声で始まったと言っても過言ではなく、その後、相田義人氏・藤本保弘氏・石塚正貴氏・

落合康男氏・加藤清志氏をはじめとするレジェンドたちの活躍により日本のカスタムナイフは

急速に発展を遂げることになったと言われております。

 

三日月堂ではそんな歴史を持つカスタムナイフを全国から高値で買取しており、

本日は当店で特に高額買取となった事例をご紹介致します。

 

埼玉県川越市より関兼常 KB553 昴180ほか2点を買取致しました

こちらは埼玉県川越市のお客様よりご依頼頂きました、

関兼常カスタムナイフ3点の買取のご依頼です。

 

お客様のお話によりますと、ご親族様に刃物を中心としたコレクター様がおり
昔譲って貰った日本製のナイフ3点を買い取って欲しいとのお話でした。

 

今回惜しくもご都合が合わず、宅配での買取となりまして

当店に着払いで送って頂いた後、中身を確認致しますと

国内の人気メーカーである関兼常のナイフが3点、しっかりと梱包されておりました。

 

今回買取となりましたのは下記の3点です。

・関兼常作 KB553 昴180 ハンティングナイフ

・関兼常謹製 傳古式魔鬼利(マキリ) 小 剣鉈

・関兼常作 KB-414 漣(さざなみ) ダマスカス 剣鉈

 

ハンティングナイフ1点、剣鉈2点の計3点からなり

どれもシース・箱の揃った状態の良いコレクションとなっておりました。

 

保管に伴うブレードの僅かなスレや多少の経年感はある物の、使用感は少なく

市場需要と商品の稀少性を考慮して単体で高評価、さらに人気メーカーの

美品ナイフを一度に三点ご依頼頂いたお客様のコレクション性の高さを評価し、

通常の査定額にお客様のコレクション性を上乗せさせて頂きました。

 

鎌倉時代から続く鍛造刃物の名門、関兼常とは?

関兼常は鎌倉時代から続く、日本古来の伝統的な打刃物の技術を

現代に受け継ぐ刀匠で、鍛造の和式ナイフを中心に現代的なデザインを

取り入れた洋式スタイルのナイフの製造も手掛けております。

 

代表的な作品には「皮ハギ」「骨スキ」「腸サシ」「頭オトシ」「骨スキ」などの

プロ用の解体包丁としてデザインされた解体狩猟匠シリーズや、

 

ブッシュクラフトや竹細工などの用途に合わせて、ブレードやハンドルを自分の

好みに合わせて選ぶことの出来る「風林火山」シリーズ、

 

万能刃物として幅広い用途に使用でき、パラコードをほどけばロープの代わりになるため

サバイバル用により適した関兼常の中でもより現代的なデザインとなっている「鳥」「朱鳥」

をはじめとする人気シリーズが多数存在し、

 

その切れ味は日本刀にも匹敵すると言われているため、一度使えば本当に切れる刃とは

どういうものなのかを体感する事が出来るとすら噂される人気メーカーです。

 

関兼常の高額買取となるナイフをご紹介

・関兼常 鞴造天正拵匠師 ナイフ

・関兼常 美濃傅古式火造狩猟匠師 ナイフ

・関兼常 傳古式勇魚刀

・関兼常 関伝古式百錬 止刺狩猟刀

・関兼常 和鉄製錬狩猟匠桜巻 ナイフ

・関兼常 美濃伝百錬狩猟刀 ナイフ

・関兼常 鞴造天正拵匠師 ナイフ

・関兼常 関伝古式百錬猪留刀匠 ナイフ

 

関兼常をはじめとする埼玉県のナイフ買取は当店へ

三日月堂では相田義人氏・佐治武士氏・関兼常・柘植久慶氏(TSUGEナイフ)・

土居良明氏・本成寺修司・古川四郎氏・日野浦司・藤本保広氏をはじめとする

日本の人気メーカー・人気ナイフ作家のカスタムナイフを高額で買取致します。

 

また日本だけでなく、海外のAL-MAR(アルマー)・BUCK(バック)・GERBER(ガーバー)・

BENCHMADE(ベンチメイド)・COLDSTEEL(コールドスチール)・Spyderco(スパイダルコ)・

EMERSON(エマーソン)・RANDALL(ランドール)といった人気メーカーのナイフにつきましても

 

ナイフの買取経験豊富な副店主や、各ジャンルのエキスパートであるスタッフが

自信を持って査定をさせて頂くほか、買取経験の少ないお客様も安心して当店を

ご利用頂けるようにお客様の買取を全力でサポートさせて頂きます。

 

カスタムナイフや作家ナイフなどは1本1本の特色が強く、

そのジャンルに精通した専門家でないと適切な価値が判断出来ないことがございます。

また、大手買取サイト様のマニュアル査定では見逃してしまいがちな、細かな市場需要の変化や

商品の稀少価値、そのジャンルの急上昇商品なども当店は見逃しません。

 

長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。

 

関兼常をはじめとする埼玉県のナイフ買取は当店におまかせください!

 

 

ナイフの宅配買取方法や買取価格等詳細についてはこちら

 

岐阜県関市で鎌倉時代から続く関兼常とはどんな刃物ブランド?高額買取事例と共にご紹介致します

源玉広 作 鉈、関兼常 作 剣鉈、キャンプ用の手斧などを出張買取致しました!


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