ヒゲさんが作る!最新版メガドライブ高額ヤフオク落札作品ランキング2023

メガドライブのプレミアソフト、ファミコンとは一味違う!?


みなさんこんにちは!

子供の頃からゲームが好きでファミコンから最新機種まで、

なんでもござれのヒゲ(朝霞)と申します。

 

前回、こちらで2023年最新版のヤフオクで高額落札された

ファミコンソフトランキングの記事を書かせて頂いたのですが、

今回なんとメガドライブ版のランキングも書かせて頂ける事となりました!

 

ファミコンのプレミアソフトランキングも面白かったですが、

メガドライブのプレミアソフトランキングも

それはそれはファミコンと違った趣や独自性があって面白いんですね~。

 

「え?プレミアソフトに独自性も何もあるの?」と思ったそこの方!

実はあるんです…。

 

ファミコンの場合は

「末期に発売されたゲームが出荷本数が少なく高額化されやすい」

「データックなどのマイナーな周辺機器の専用ゲームは希少性が高い」という

傾向がありましたが、メガドライブのプレミアソフトにはそれ以外にも

ファミコンと異なる性質があるんです。

 

それではメガドライブのプレミアソフトにはどんなものがあるのか

早速見ていきましょう!

 

ヤフオク高額メガドライブゲームソフトランキング2023/1位~5位

1位:「VIRTUAL BART/バーチャルバート」


さあ来ました。メガドライブの高額プレミアソフト第1位は「バーチャルバート」。

メガドライブのプレミアソフトの中では有名なもののひとつですが、このゲームは少し詳しい解説が必要です。

 

まずは「シンプソンズ」という海外アニメが原作のキャラゲーであるという事。

 

メガドライブのプレミアソフトの中には結構な数のキャラゲーが出てくるのですが、

原作があるゲームと言うのは昔の作品であればあるほど移植が版権の問題で難しく

「バーチャルバート」も1994年のスーパーファミコン版と1995年のメガドライブ版発売以降、

移植がされていません。

移植が難しいのにも関わらず、キャラゲーはゲームファンだけでなく

その作品のファンの方の需要もあるので高額化してしまう事が度々あるんですね。

 

そして次にメガドライブ末期の作品である事。

 

大体どのゲームハードも末期頃に発売された作品は出荷本数が少なくプレミア価格が付くことがあるんですが、

日本のメガドライブのソフトは海外よりも市場撤退が早く、

海外のメガドライブが1998年頃までソフトを発売していたのに対して

日本のメガドライブ市場は1996年が最後のソフトとなっています。

 

そのため、この「バーチャルバート」も

最後から数えた方が早いくらい末期に発売されたソフトとなります。

 

そして最後が「非公式発売だった」という点。

 

当時を知る人の話によると「バーチャルバート」は

アクレイム(販売会社)日本語版は販売されていない事になっているそうで、

雑誌にも日本語版発売中止と書かれたとのこと。

 

しかし実際には一部の店舗で発売されていたらしく、

現在市場に出回っている「バーチャルバート」日本語版は一部販売分に該当してると思われます。

 

ソフトのみや箱付だけのみの付属ですとそこまで高額とはならないのですが、

外箱に加えて日本語マニュアルとジェネシス(北米版)のマニュアル、

さらにアンケートはがき(これも発売されていない幻のソフトが書かれているらしくマニアにとっては希少品)が

揃っていると、かなりのお値段となります。

 

 

2位:「MAXIMUM CARNAGE/マキシマムカーネイジ」


こちらスパイダーマンが原作のゲーム…

かと思いきや実は1993年のクロスオーバー(色んなキャラが作品の垣根を越えて出演する)作品

「マキシマム・カーネイジ」が原作のゲームで1995年に発売されました。

 

アクレイム発売のゲームですが「バーチャルバート」同様に何故か一部で正式発売とならず、

出荷数が非常に少なかった事で知られており、メガドライブコンプリートの最後の砦として有名です。

(知名度的にはバーチャルバートより全然有名かと思います)

 

ちなみに日本語版として発売されているものの、

ゲームの内容はローカライズ含めてジェネシス(北米)版と一緒で、

違いとしてはパッケージにも書いてある通り「日本語マニュアル付き」の違いのみとのこと。

 

ゲーム性としてはスパイダーマンとヴェノムが操作できる

ベルトスクロールアクションとなっており、難易度はやや高め。

 

キャプテンアメリカやモービウス、キャリオンやデモゴブリンといったキャラクターもしっかりと登場し、

途中差し込まれるアメコミ風ストーリーの雰囲気も良く、同年のゲームの中ではかなり評価が高い作品です。

(余談ですが、スパイダーマンのゲームは近年のものを含めて評価が高いものが多いですね)

 

 

3位:「バトルマニア 大吟醸」


こちらの作品は「バトルマニア」の続編にあたり、

1993年にビック東海から発売された横スクロールタイプのシューティングゲームですが

「大吟醸」の名前のインパクトが強すぎて一回聞いたらほぼ忘れられないタイトルとなっております。

 

もともと前作の「バトルマニア」がよく出来たB級シューティングでファンから支持されており、

今作はそれに輪をかけてパワーアップしたギャグ要素と進化したグラフィックや映像表現で、

メガドライブゲームの中でも屈指の名作の仲間入りを果たしてします。

(多重スクロール・ラスタースクロールに加えて格ゲーかというほどの

背景の描きこみの凄さは一見の価値あり!)

 

メガドライブは2019年から2機種メガドライブミニが発売され多くのタイトルが復刻収録されていますが、

「バトルマニア」は収録して欲しいというファンからの声があったものの、

2作とも収録には至らず「名作であるのに遊ぶことが出来ない!」というもどかしい状態が続いているようです。

 

 

4位:「バットマン フォーエヴァー」


こちらも1995年のメガドライブ末期にアクレイムジャパンから発売された

同名の映画が原作の横スクロールアクションゲームです。

 

個人的な事を言えば、これのSFC版の難易度が高くて

クリアできなかった故に思い入れがあるソフト。

 

メガドライブ日本版は結構昔からプレミア価格が付いているソフトとして知られており、

何ならスーパーファミコン版・ゲームボーイ版・ゲームギア版の全てに

プレミアが付いている嘘のようなソフト。

 

今までもバットマンの横スクロールアクションゲームって

結構発売されていてファミコン時代からあったんですが、

このゲームは今までのバットマンシリーズの横スクアクションとはだいぶ毛色が違います。

 

ゲーム性についてはかなり格ゲーアクション寄りの作品…

というのも実はこのキャラクターグラフィックを担当したのが「モータルコンバット」を手掛けた会社で、

キャラクターがめちゃくちゃリアルかつ、加えてモーションと敵AIのせいでザコ敵との戦闘が非常に長い。

 

この時代としてはリアルなキャラクター描写は珍しかったので、

その点を取り上げれば意欲作だったのかもしれないですね。

 

ちなみにメガドライブ版はSFC版と比較してグラフィック面では劣るものの

ロードが短かったり、メガドライブ版でしか使えないキャラクターが居たりと

こちらにしかない利点もあります。

 

 

5位:「WWF RAW/ロウ(スーパー32X)」

これもメガドライブの中でとても入手が難しいソフトとして知られておりますが

ややこしいのがメガドライブ版とSUPER32X版が存在する事でしょう。

(SUPER32Xについては後述)

 

「WWFのスーパースター12人が勢ぞろい!

シングルマッチ・タッグマッチ・ロイヤルランブルなど6つのモードで

野性的で荒々しいショー劇的な真のプロレス!(意訳)」という謳い文句の通り、

WWFのレスラーがリング狭しと暴れまわる作品になっています。

 

実はWWFゲームの3作目にあたり、

「WWFスーパーレッスルマニア」「WWFロイヤルランブル」という作品が既に発売されているのですが

その2本は何とメガドライブ日本版での発売はなし。(北米版メガドライブと日本スーパーファミコン版は発売)

 

特筆すべきはSUPER32X 日本版の発売日が1995年9月1日なのに対して、

メガドライブ日本版の発売日が1995年12月31日と、

性能的に劣ってしまうメガドライブ版の発売が後だった事でも一部で物議を醸しました。

(そしてやっぱりメガドライブ版の方がグラフィックが粗く、

加えてSUPER 32X版にしかいないキャラクターもいます)

 

ちなみにメガドライブ版のWWF RAWは滅多に市場に姿を現さないほどのレアモノなので、

完品だとすればSUPER32X版より価値が高いです。

 

 

番外編①:SUPER32X/スーパー32Xについて


SUPER32X(スーパー32X)はメガドライブ用の周辺機器の一つで、

メガドライブとセガサターンの間を補完するためのメガドライブ用パワーアップユニットとして

開発がされたのですが、発売時期やアフターケアの薄さから非常に不遇な存在だったと言われております…。

 

32Xはメガドライブに装着する事により、

16ビット機であるメガドライブが次世代機に相当する32ビット機にパワーアップする事が可能となる

アップグレードブースターとして発売されたのですが、発売から1年も満たないうちに

次世代機であるセガサターンの販売に注力するため、32Xやメガドライブなどの

旧世代のセガハード関連は生産を中止する方針となり、

まさに不完全燃焼のまま終わりを迎える事となったのです。

 

メガドライブは日本よりも海外市場での売れ行きが好調で

32Xも日本では5万台しか売れなかったのに対して海外市場では130万台を売ったと言われていたのですが、

この好調だった海外メガドライブ市場も切り捨てる選択となり

その結果セガサターンは海外市場ではあまり販売台数が芳しくない結果に終わったともされています。

 

32X専用のソフトも存在するのですが日本版は18タイトルと数は多くなく、

今回ご紹介した「WWF RAW/ロウ」や後ほどランキングに挙がる「三国志Ⅳ」もそのひとつです。

 

 

ヤフオク高額メガドライブゲームソフトランキング2023/6位~10位

6位:「JUSTICE LEAGUE/ジャスティスリーグ」


「ジャスティスリーグ」は1995年にアクレイムより発売されたゲームで、

同名の作品(作品と言うかDCコミックスのチームですね)が原作となっています。

 

ジャスティスリーグと言えば後のインジャスティスシリーズ(PS3)や

ジャスティス・リーグ(2001年アニメ)などがありますが、1995年はそれよりも大分昔。

 

ゲームとしてもジャスティスリーグを題材としたものとしては一番早い発売ですが、

当時はまだDCキャラクター達の知名度は今ほど高くなく、

スーパーマンとバットマンの映画が公開されていたくらいなので、大きく取り上げられる事もなかったとか。

 

ゲームとしてはヒーロー6人、ヴィラン3人が参戦している対戦格闘ゲームとなっており、

ヒーローモードと対戦モードと搭載。

 

しっかりとキャラクターごとに一枚絵で進行するストーリーが用意されているので、

DCキャラクター好きであれば楽しめるかと思います。

 

ちなみにSFC版も発売されており、発売日はメガドライブ版の方が2か月ほど先。

 

 

7位:「エリミネ―ト ダウン」

こちらはメガドライブ末期に発売されたアクレイム群のプレミアソフトとは異なり、

1993年にソフトビジョンから発売されている横スクロールシューティングゲームで

「良ゲーだが知名度が低かった」という性質的には

ビッグ東海の「バトルマニア大吟醸」寄りだと言えるでしょう。

 

ボタンによるショットの撃ち分け、シューティングゲーマー好みの独特の世界観とそこそこに難しい難易度と

注目を集める名作ではないものの、堅実な良作シューティングとして後に評価されました。

 

面白いのはこのゲームを作ったソフトビジョンがシューティングゲーム作ったのはこれが初めてで

そもそもソフトビジョン自体ゲームソフトの販売本数がめちゃくちゃ少ない事でしょう。

(メガドライブでのソフトビジョンのゲーム発売本数も3本ほど)

 

気になって調べてみたらファミコンのパチンコソフトで有名な「パチ夫くん」シリーズの

ココナッツジャパンエンターテイメントの関連会社だそうで、ソフトビジョン名義で

セガサターンでも2本ほどゲームを発売しているようです。

 

ほぼ無名のゲーム会社にも関わらず後年評価されてソフトにプレミアまで付くとは…

いやーこういうのがあるからやっぱり面白いですねー。

 

 

8位:「チャックロックⅡ」


こちらのゲームは1994年にヴァージンゲーム株式会社から発売された

横スクロールアクションゲームで赤ん坊が主人公の…って

ファミコンの「ぼくってウパ」の時にも同じような事書きましたね。

 

ただ「チャックロックⅡ」は完全な海外ゲームで開発されたゲームで

日本には輸入されたもの(いわゆる洋ゲー)となるので、

グラフィックが「ぼくってウパ」の時のように優しくなく、少し可愛くありません。

(パッケージは可愛らしんですけどね…。)

 

前作「チャックロック」は元々PCゲーム向けに開発されたらしいのですが、

何と前作と繋がりがあるのにも関わらず前作「チャックロック」はメガドライブで発売されず

(1992年にゲームギアでは発売されました)いきなり2から発売されたというかなり攻めた作品。

 

こういう海外市場絡みの話が多いのがいかにもメガドライブらしいですね。

 

ゲーム性自体は同じ横スクロールアクションの金字塔「魔界村」にやや近いものの、

こちらは戦闘が控えめでその分チャック.Jrの(父親がチャックで息子が助けに行く設定です)

アクションを使ったパズル的探索要素が多いように感じます。

 

ボスには恐竜や大タコ、怪鳥、半魚人、原始戦車などが待ち構えていて、

画面に入らないほどの大きな敵と戦うのもこのゲームの醍醐味だとか。

 

 

9位:「コミックスゾーン」


こちらは1995年にセガから発売されたベルトアクションゲームで、

縦横にスクロールする自由度の高さや演出の良さが有名な作品ですね。

あと、プレミアソフトのゲームとしては初めてセガの作品が出ました。

 

このゲームのウリは何と言っても「コミックスゾーン」のタイトル通りコミックス(漫画)を

題材にしたゲームで、漫画のコマ割りやメタ的表現を使用した演出が多い事ですかね。

次のエリアに進むときにコマ割りを跨ぐなんてこのゲームが最初なんじゃないでしょうか。

 

ゲームバランスの調整も評判が良く、最初は難しいと感じるものの

やり込んでいけばクリアできるようになるという感じになっており、

ゲーム内の仕掛けも相まって何度もプレイしたくなる要素が多いとの事。

 

ちなみにこちらのゲームはゲームキューブやWii、PS3などで

移植の機会にも恵まれていたのですが2019年発売のメガドライブミニにも収録。

かなり遊びやすくなりました。

 

あと、発売日が1995年とこちらもメガドライブ末期の作品ですが

実はセガがメガドライブで発売した最後から2番目のソフトとなっており、

セガ発売の最後のソフトは後ほど出てくる「ジ ウーズ」だそうです。

 

 

10位:「スノーブラザーズ」

「あれ!?このタイトルみたことあるぞ!」と思われたみなさん、ご明察です。

こちらファミコンの高額タイトルにもございました「スノーブラザーズ」です。

 

ファミコン版が1991年12月に発売だったのに対して、

メガドライブ版の発売日は1年半後の1993年5月。しかも内容が地味に変わっています。

 

まずグラフィックと音楽面はメガドライブ版らしくファミコン版より大幅進化しており、

とくに音楽面はかなり変わっています。

あと画面に対するキャラクターの大きさが小さくなって見やすくなっていますね。

 

ここらへんについてはどちらがいいか、もしかしたら賛否両論あるかもしれませんが

スノーブラザーズについてはアーケード版の移植という事なので、

どちらがアーケード版に近いかと言われればメガドライブ版でしょう。

 

またメガドライブ版のオリジナル要素として50ステージ目のラスボスを撃破すると、

操作キャラクターが姫に変わり(!)51~70ステージをプレイできるというものがあります。

 

さらに余談ですがこちらもメガドライブミニに収録されています。

 

 

番外編②:メガCDについて


それでは続いて11位以降も~、といきたいところなのですが

ここで11位以降に登場するメガCDについて触れておきましょう。

 

メガドライブの全盛期はゲーム業界としては任天堂(スーパーファミコン)・

NEC(PCエンジン)・SEGA(メガドライブ)の3社がしのぎを削りあっており、

ソフトの記録媒体もこの頃はまだロムカセットが主流でした。

(この後、ロムカセットのコストが高い事やPlayStationの登場により

一気に情勢が変わっていきますが、まだそれは先のお話…。)

 

しかし、この頃から光ディスクを使ったゲームソフトは既に発売され始めており、

最も古い物が1988年にNECからPCエンジン用周辺機器として発売されたCD-ROM2で、

SEGAからもメガドライブ用周辺機器としてメガCDが1991年に発売されました。

 

ソフトラインナップとしては世間的に有名な名作は少なく

大容量になったソフト規格を上手く活かしきれなかった作品が多かったと言われておりますが、

それでもサウンドやボイス・アニメーションなどを取り入れた作品も発売され、

「タイムギャル」「慶応遊撃隊」「キャプテン翼」「サージカルストライク」などの

プレミアソフトも存在します。

 

ちなみにメガCDで日本で発売されたソフトは114本となっております。

 

いま振り返ってみるとこの頃のメガCDの経験があったからこそ、

この後セガサターンで名作が沢山生まれたんでしょうねー。

 

 

ヤフオク高額メガドライブゲームソフトランキング2023/11位~50位

さあここまでメガドライブプレミアゲームソフトランキング1位~10位を見て来ましたが

例にもれず1本1本紹介していくととんでもない文量になってしまうので、

11位~50位はソフト名のみをご紹介致します。

 

11位~20位:「パノラマ コットン」「リスター・ザ・シューティングスター」「ジ ウーズ」

「バンパイアキラー」「ツインクルテール」「エイリアンソルジャー」「パノラマコットン」

「ロックマンメガワールド」「ロボコップVSターミネーター」「トゥルーライズ」

 

21位~30位:「ロードブラスター」「TIME GAL/タイムギャル(メガCD)」「パルスマン」

「グレイランサー」「TMNT リターンオブザシュレッダー」「魂斗羅 ザ・ハードコア」「魔王連獅子」

「慶応遊撃隊(メガCD)」「THE SUPER SHINOBI/忍」「キャプテン翼(メガCD)」

 

31位~40位:「魔天の創滅」「TROUBLE SHOOTER/トラブルシューター」

「MEGA TURRICAN/メガタリカン(北米版)」「STREETS OF RAGE3(北米版)」

「TMNT THE HYPER STONE HEIST(北米版)」「ぺぺんがペンゴ」「バトルマニア」

「三国志Ⅳ(スーパー32X)」「ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱ」「アリシア ドラグーン」

 

41位~50位:「UNDEAD LINE/アンデッドライン」「SLAP FIGHT/スラップファイト」

「エル・ヴィエント」「NBA ジャムトーナメントディション(SUPER 32X)」「ベア・ナックルⅢ」

「魔導物語Ⅰ」「NBA ジャムトーナメントディション」「豪血寺一族」

「SURGICAL STRIKE/サージカルストライク(メガCD)」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」

「スパークスター ROCKETKIGHT ADVENTURES 2」

 

 

番外編③:メガモデムについて


ここで、さらにマイナーなプレミアソフトについても少し触れておきましょう。

 

私の記憶ですと家庭用ゲーム機でオンラインプレイが主流になりはじめたのが

2000年を超えたPS2の時代あたりから。

 

しかし、メガドライブの頃から電話回線を利用したオンラインサービスが存在しており、

それはメガドライブ用周辺機器「メガモデム」を購入する事により実現しました。

 

メガドライブによるオンラインサービスは「ゲーム図書館」(月額性のゲーム配信サービス)や

通信対戦可能な麻雀・野球・囲碁などのテーブルゲームがあるのですが

やはり当時大きく盛り上がることはなく、出荷本数も少なかったので「GO-NET」と呼ばれる

通信対戦可能な囲碁ソフトはかなりのプレミアソフトと化しています。

 

また他にもこちらはソフトではないのですが「メガアンサー」と呼ばれる

電話回線による残高照会・取引照会・振替が行えるネットバンキングソフト

(テンキーやサーマルプリンターもセット)もプレミアが付いているとのこと。

 

 

メガドライブのゲームをお売りになる際は必ず専門店にご依頼下さい

さて「最新版メガドライブ版高額ヤフオク落札作品ランキング2023」いかがだったでしょうか。

 

冒頭でお話したメガドライブのプレミアソフトの性質についてですが、

「ハード末期のソフトであること」はファミコンと一緒ですが

「海外絡みのプレミアソフトがやたら多い」

「原作があるゲーム(いわゆるキャラゲーですね)のプレミアソフトが多い」というのが

日本ではなく海外で大ヒットしたメガドライブらしい特徴と言えますね。

 

何なら先ほど紹介したランキングに

「STREETS OF RAGE3」「TMNT TURTLES THE HYPER STONE HEIST」というソフトが入っておりますが、

これ実は「ベア・ナックルⅢ」と「TMNT リターンオブザシュレッダー」の海外版タイトルの事で、

国内版と海外版両方ともプレミアソフト入りを果たしているんですね。

(ランキングを良く見るとちゃんと両方ランクインしています)

これはまさにメガドライブらしい特徴と言えるでしょう。

 

後はファミコンで言う「ディスクシステム」や「データック」などの周辺機器絡みのプレミアソフト

「メガCD」や「メガモデム」もそのハードを象徴するものとなっている点についても非常に面白いですね。

 

こんな感じでハード毎のプレミアソフトには特徴があって、

それを見ていくのも記事を書く上での楽しみのひとつと言えます。

(あとは毎年プレミア化するゲームも変わったりするので

「こんなのが出てきたか!」みたいな楽しみもあります)

 

メガドライブのソフトをお売りになる際は必ず専門店に依頼するようにする事をおすすめします。

 

レトロゲームソフトはソフトによって値段のばらつきが大きくて、

さらにレトロゲーム独自の査定ポイントなどがあります。

(付属のはがきなんかまさにそうですね)

 

もし専門店でないお店に依頼してしまうと、

思ったよりも値段が安くて悲しい思いをしてしまうかもしれません…。

 

三日月堂さんでは少数精鋭のスタッフがファミコン・メガドライブをはじめとする

レトロゲームの買取を得意としているほか、コレクション性による評価額の上乗せなどの

他店ではないような独自の評価指針もあるようです。

 

【レトロゲームの買取に付いて詳しくはこちらをご覧ください】

 

ちなみに私はライターのお仕事のかたわらで【ゲームに関する動画もYoutubeで投稿しております】

 

あぁ、こんな風にPCエンジンやMSXやネオジオ、

ゲームボーイやワンダースワン、ゲームギアのプレミアソフトの記事も書きたいなあ!

 

という訳でまた機会がありましたらお会い致しましょう。

ではまた!(書き手:ヒゲ朝霞)


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