ホラー漫画の貸本・単行本・コミックス・雑誌は三日月堂が高値で買取致します!

1950年代~1990年代のホラー漫画は人気の高いコレクション!

2023年11月17日、東映アニメーションより映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が公開され、

観客動員数と興行収入を大きく伸ばしSNSなどにおいても話題となりました。

 

「ゲゲゲの鬼太郎」は言わずと知れた水木しげる先生の妖怪をテーマにした漫画で、

これまでに幾度もアニメ化がされておりますが、ゲゲゲの鬼太郎を齧った事がある人ならば

「鬼太郎ってシリーズごとに結構設定が違うのではないか」と感じた人も多いかと思われます。

 

それが意外と的を射ており、実は鬼太郎は長い歴史の中で時代に合わせて

漫画・アニメ共に少しずつ形を変えて制作がされており、2008年に制作された

アニメ版「墓場鬼太郎」は水木先生の初期作風で描かれたダークな鬼太郎で

それまでのライト層を驚かせると共に、コアなファン層は貸本時代の鬼太郎の姿に

喜んだことでも知られております。

 

貸本時代に制作された「墓場鬼太郎」はホラー漫画ジャンルが

大きく流行った時代であるにも関わらず、「グロテスク」「話が暗い」といった理由で人気とならず、

水木先生は以降の少年誌掲載時代まで世間から評価されずに長い下積み生活を続ける事となります。

 

しかし紙芝居時代・貸本時代・単行本時代・雑誌時代の1950年代~1990年代の間で

成熟したホラー漫画市場は2000年代以降に大きく評価されて、この時代に発刊・発売された

貸本・単行本・雑誌などは需要が高いのにもかかわらず入手が困難となっており、

コレクターの間では高値で取引がされております。

 

本日はそんな当店のホラー漫画の買取事例の中でも

特に評価が高かった買取事例についてご紹介致します。

 

愛知県よりまちだ昌之・川島のりかずほか希少なホラー漫画コレクションを買取致しました


今回ご紹介させて頂きますのは長年ホラー漫画コレクションを努めております

愛知県のコレクター様よりご依頼頂きました、希少なホラー漫画雑誌や

ホラー漫画の単行本のコレクションの出張買取のご依頼です。

 

実はこちらのお客様は以前にも何度か当店をご利用頂いておりまして、

今回で3度目のリピートのご依頼となる生粋のコレクターの方で、この度も

「前回と同じくコレクションの整理と新規コレクションの購入費用の確保のために

買取をお願いしたく、家まで来て頂く事は可能でしょうか…?」とのご相談を

頂きましたため、早速当店スタッフがお伺いする事となりました。

 

ご自宅に到着後、買取をご希望のコレクションについてお伺い致しますと

「非常に悩んだのですが、まちだ昌之・川島のりかずのコミックスを数冊と

恐怖の快楽を40冊程度お願いしようかと思っております」とお話頂きました。

 

まちだ昌之先生のコミックスを差し込む様子に迷いがあるあたり、

「あぁ、本当にホラー漫画がお好きなんだなぁ…!」と感じ、コレクションをお見せ頂くと

やはりお客様至高の逸品だけあって、非常に希少なものとなっておりました。

 

まちだ昌之先生のコミックスの中には処女作として有名な「人喰い少女」の初版、

そして川島のりかず先生のコミックスの中には短い執筆期間の中で作風を分ける

ターニングポイントとなっている事で知られる「フランケンシュタインの男」の初版もあり、

コミックス上部などに多少の経年感はあるもののそれを補ってなお余りある

価値のものとなっておりましたため、単体での高額査定となりました。

 

さらに「恐怖の快楽」は1990年代~2000年代で45点しっかりとまとまっており、

途中抜けや重複がありましたが「恐怖の快楽」自体が市場需要の高い

雑誌となっておりましたため、高く評価させて頂きました。

 

ほかにも水木しげる先生の書籍や古賀新一先生の書籍もまとめてご依頼頂き、

当店としても非常に素晴らしい買取をさせて頂ける希少な機会となりました。

 

今回、まちだ昌之先生や川島のりかず先生の稀少なコミックスをご依頼頂いた事や、

市場需要の高い「恐怖の快楽」を45点も同時にご依頼頂いた事、

さらにその他著名なホラー漫画家の書籍をご依頼頂いた事を踏まえまして

通常よりも査定額を大きく頑張らせて頂きました。

 

査定額をお客様にお伝え致しますとご快諾頂き、非常に満足げなご様子で

「また良いコレクションが手に入ったらよろしくお願いします」との嬉しいお言葉を

頂く事が出来ました。

 

ホラー漫画の歴史と鬼太郎シリーズの歴史の関係性

ホラー漫画は主に1950年代~1990年代にかけて多くの恐怖・怪奇漫画が発展したと

言われておりますが、ホラー漫画黄金期を3つの時代に分けて考えるのであれば

 

・1950年代後半~1960年代までの貸本時代

・1970年代~1980年代前半までの単行本(コミックス)時代

・1980年代後半~1990年代までの雑誌時代

 

以上に分ける事ができ、黄金期でない時代を含めますとここに

戦後間もなくの「紙芝居時代」と「2000年代以降」が加わることになります。

 

たかだが50年程度の間にそんなにホラー漫画という狭義の世界で変化があるのかと

思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その他のコレクション分野でも

2023年に40周年を迎えたファミコンなどの家庭用ゲーム機市場も1980年代には

まだファミコンが登場したばかりの時代でしたし、

 

今やネットによるオンデマンド配信が主流となっているアダルトコンテンツ業界も、

50年前の1970年代初頭にはまだアダルトビデオすら登場していなかった事からも

分かる通り、趣味・コレクション界隈は非常に速い速度で発展がされていきます。

 

現に1954年の紙芝居時代に初めて登場した水木しげる先生の「墓場の鬼太郎(紙芝居)」は、

 

貸本時代には兎月書房の「妖奇伝」「幽霊一家 墓場の鬼太郎」「墓場鬼太郎(貸本漫画)」、

三洋社の「鬼太郎夜話」、佐藤プロ「墓場鬼太郎(読み切り)」として描かれ、

 

1960年代後半には「ゲゲゲの鬼太郎」としてシリーズ初のアニメ化、

さらに青林堂の月刊漫画ガロによる「鬼太郎夜話(リメイク版)」を経て、

 

1990年代にかけて「少年マガジン」「少年サンデー」「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」

「少年アクション」「週刊実話」「少年ポピー」「ボンボン」「テレビマガジン」

「ビッグゴールド」など各雑誌にて連載、同時にアニメも第4シリーズまで放送され、

 

2000年代以降はアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5・第6シリーズと「墓場鬼太郎」の放送、

2023年には「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が公開されるといった経緯を辿っております。

 

このように鬼太郎シリーズだけでもホラー漫画市場の中で大きく作風が変わるなどの変遷を

辿っており、それを追う事によりホラー・怪奇漫画の時代の移り変わりを

垣間見ることができるほか、さらに戦後の怪奇漫画の第一人者として活動し続けた

水木しげる先生の経歴や他の執筆作品を合わせる事で、ホラー漫画の歴史は

より解像度が高く、より興味深いものとなっていきます。

 

それではホラー漫画の黄金期とそれ以前と以降の時代についてと、

黄金期の各時代における代表的な出版社や漫画家をご紹介致します。

 

これからご紹介致します出版社や漫画家の中には市場需要が高く、

高額買取となる物も多く含まれておりますので、ぜひご参照ください。

 

紙芝居時代(戦後まもなく~)

1954年水木しげる先生が紙芝居にて鬼太郎シリーズの原点である

「墓場の鬼太郎」にて「蛇人」「空手鬼太郎」「ガロア」「幽霊の手」の4作を手掛けた頃は

まだ怪奇漫画はジャンルとしての形をなしておらず、この頃から徐々に貸本漫画にて

「時代怪奇漫画」と「探偵ミステリー漫画」が出始め、これが以降のホラー漫画の歴史を

作っていく源流となったと言われております。

 

あえて戦後ホラー漫画の原点を挙げるとするのであれば、ホラー漫画ファンの間では

1948年に手塚治虫先生により描かれた「ロストワールド」であろうという見方が強く、

以降、手塚治虫先生、藤子・F・不二雄先生、藤子不二雄A先生などの多ジャンルを

描く先生方からは多くのホラー・ミステリー・怪奇SF作品なども生み出されました。

 

貸本時代(1950年代後半~1960年代)


そして1950年代後半になると「時代怪奇漫画」と「探偵ミステリー漫画」が作品数を増やし、

「怪奇漫画」が一ジャンルとして人気が出始めた1957年頃、講談社の「少女クラブ」は

「こわいまんが・おもしろいまんが・かなしいまんが」を少女漫画の人気ジャンルとして位置づけます。

 

それとほぼ同時期の1958年に貸本業界ではつばめ出版より業界初の怪奇漫画専門誌である

「怪談」が創刊され、翌年には兄弟会社であるひばり書房から「オール怪談」が創刊。

この2大誌は貸本漫画時代のホラー漫画を象徴する存在となっていきます。

 

以上の出来事から怪奇漫画が1957年頃から着実に人気を集めていた事が伺え、

これがホラー漫画の萌芽の時であるという意見が多く見受けられております。

 

また、つばめ出版から「怪談」が創刊された1958年は、水木しげる先生が貸本出版社である

兎月書房から「ロケットマン」にて貸本デビューを果たした年でもあり、貸本業界はこの時期に

最盛期を迎えていたと言われており、ここからホラー漫画作家が次々と輩出されて行きます。

 

さらに1965年には「怪談」「オール怪談」などの怪奇ホラー漫画専門誌の刊行と並び、

後にホラー漫画の主流の一つとなる少女漫画雑誌「週刊少女フレンド」に楳図かずお先生が登場します。

 

翌1966年には「週刊少女フレンド」に対抗するように、集英社の「週刊マーガレット」では

古賀新一先生が登場し、二人は少女漫画のホラー漫画路線ブームを牽引していく存在となり、

この少女漫画とホラー漫画の組み合わせは以降長く続く定番の流れとして定着して行きます。

 

一方で水木しげる先生は「月刊漫画ガロ」の読み切りを経て、「週刊少年マガジン」での

週刊誌デビューを果たし、「墓場の鬼太郎」を連載。時代の形に合わせて

正義の味方鬼太郎が悪い妖怪と戦うヒーロー路線へと変更する事により人気を獲得し、

「ゲゲゲの鬼太郎」へと生まれ変わった鬼太郎シリーズはアニメ化の影響もあり、

少年誌における妖怪ブームを牽引する存在になったと言われております。

 

貸本時代の代表的なホラー漫画出版社をご紹介

・つばめ出版「怪談」

・ひばり書房「オール怪談」

・文洋社「怪談特集」

・佐藤プロ「怪奇入門」

・東考社「怪奇マガジン」「黒のマガジン」

・若木書房「少女スリラー」

・東京トップ社「ミステリーマガジン」「スリラーフィクション」

・東京漫画出版

・太平洋文庫

・曙出版

・文華書房

・セントラル文庫

・金竜色出版 など

 

貸本時代の代表的なホラー漫画作家をご紹介

貸本時代には有名作家である松本零士先生・ちばてつや先生・横山光輝先生・

さいとうたかを先生・石森章太郎先生もこの頃に怪奇漫画を手掛けておりますが、

やはりホラー漫画史上では「怪談」のメイン作家である小島剛夕先生・浜慎二先生・

古賀しんさく(新一)先生・サツキ貫太先生の存在が大きいほか、

 

少女ホラー漫画ブームの牽引役である楳図かずお先生、

少年誌における妖怪ブームの火付け役となった水木しげる先生、

一部の貸本ホラー漫画フリークから圧倒的な支持を得ている徳南晴一郎先生、

劇画タッチの陰惨な時代怪奇漫画により人気となった月宮よしと先生、

一般的には有名ではないものの独自のスリラー表現で人気となったいばら美樹先生、

 

他にも辰巳ヨシヒロ先生・桜井昌一先生・佐藤まさあき先生・山上竜彦先生・

つげ義春先生・池上伸治先生・原やすみ(好美のぼる)先生・池上遼一先生・

吉本正先生・山田ミネコ先生・好美のぼる先生・ムロタニツネ象先生などの

怪奇ホラーマンガ家達が名作を残し、

 

これらの作家先生方は現在でこそ名前を見かける機会は少なくなりましたが、

ホラー漫画家ファンからは今でも非常に高い人気を得ております。

 

単行本/コミックス時代(1970年代~1980年代前半)


1960年代前半までは貸本漫画はまだまだ勢いがあったものの、

楳図かずお先生・古賀新一先生・水木しげる先生らが週刊漫画雑誌に

掲載を始めた頃からたちまち貸本市場は縮し、1969年末には貸本産業は

事実上の終了を迎えました。

 

しかしそれと入れ替わるように漫画の単行本や週刊漫画雑誌を取り扱う

出版社が多く出現し、高度経済成長期により漫画は借りる時代から買う時代へと

移り変わってゆきます。

 

貸本時代における「怪談」「オール怪談」のように

ひばり書房と立風書房の「レモンコミックス」は単行本時代のホラーブームを牽引した

2大出版社として知られており、この時代では貸本時代のベテラン作家や、

新鋭気鋭の新人作家たち、既に実績を手にしている有名漫画家が

入り混じって多くの作品を残していきました。

 

単行本/コミックス時代の代表的なホラー漫画出版社をご紹介

・ひばり書房「ひばりコミックス」

・立風書房「レモンコミックス」

・講談社「KCなかよし」「KCフレンド」「コミック・ミステリー」「コミックロマンミステリー」

・朝日ソノラマ「ハロウィン少女コミック館」「ほんとにあった怖い話」

・秋田書店「ホラー・コミックス」

・集英社「マーガレット・コミックス」

・リイド社「恐怖の館コミックシリーズ」

・小学館「ちゃおホラーフラワーコミックス」

・角川書店「ザ・ホラー・コミックス」「角川ホラー文庫」

・大陸書房「ホラーハウス・コミックス」「大陸謎シリーズ」

・曙出版「アケボノ・コミックス」

・久保書店「WORLD・コミックス」 など

 

単行本/コミックス時代の代表的なホラー漫画作家をご紹介

この時代のホラー漫画作家には貸本時代の英傑・後の時代を牽引する事になる新人・

水星の如く現れて消える幻の漫画家・大御所とも言えるレジェンド作家などの

漫画家が入り混じるため、非常に多くのホラー漫画家が存在しました。

 

例えばコレクターから圧倒的な人気を誇るひばり書房を代表する川島のりかず先生、

チャンピオンのホラー路線のひとつとなった「エコエコアザラク」を描いた古賀新一先生、

「恐怖新聞」をはじめとするオカルトホラーにより一躍有名となったつのだじろう先生、

「ガロ」や「少年画報」を経て日本のホラー漫画巨匠の一人となる日野日出志先生、

日常ホラーという今日でも人気の高いジャンルの火付け役である諸星大二郎先生、

身近な心霊話を語る新たなホラー路線を切り拓いた山岸涼子先生、

 

他にも、五島慎太郎先生・小島剛夕先生・さがみゆき先生・浜慎二先生・

杉戸光史先生・まちだ昌之先生・宮本ひかる先生・さくらまいこ先生・なかのゆみ先生・

三智伸太郎先生・森由岐子先生・わたなべまさこ先生・美内すずえ先生・いけうち誠一先生・

いばら美喜先生・広永マキ先生・ムッシュー田中先生・好美のぼる先生・山田ミネコ先生、

 

そしてホラー漫画作家として依然として第一線を走り続ける楳図かずお先生と

水木しげる先生など数えきれないほどのホラー漫画作家がこの時代には存在しておりました。

 

雑誌時代(1980年代後半~1990年代)


さて、1970年代に多くのホラー漫画作家と中小を含める出版社が台頭し

成長を遂げましたが、1980年代後半に差し掛かると今度は大手出版社が

ホラー漫画専門雑誌を創刊を始めます。

 

1970年代の単行本時代にはホラー漫画作品は非常に多くの作品が

世に送り出されましたが作品毎のクオリティにばらつきが多く、

スカムホラー時代と呼ばれるほどB級・C級の作品も溢れていたと言われており、

そこへの資金力のある大手出版社の重厚なホラー作品の出現、

 

そしてバブルの崩壊が起こった事により1990年代から多くの中小出版社が

姿を消してしまい、残されたホラー漫画作家が大手出版社のホラー雑誌へと

吸収されていく事になっていきます。

 

ホラー専門雑誌としてはぶんか社の「ホラーM(ホラーミステリー)」

朝日ソノラマの「ハロウィン」、秋田書店の「サスペリア」の3つが特に有名で、

別雑誌の増刊号が人気となり「単独の雑誌として創刊」という流れが多く

3誌の中では「ハロウィン」が1986年創刊が最も古くなっております。

 

この頃のホラー専門誌は長い間刊行されていたものも多く、

成熟しきったホラー漫画市場が送り出すクオリティの作品の高い作品群が

多かったため、この時代のホラー漫画が最も印象的だったという意見も多いようです。

 

しかし2000年代初頭にかけて人気を誇ったホラー漫画雑誌市場も

年代を重ねるにつれて徐々に市場が縮小し、2000年代のうちに多くの

ホラー専門雑誌が規模の縮小や終わりを迎えてしまいました。

 

雑誌時代の代表的なホラー漫画出版社をご紹介

・ぶんか社「ホラーM(ホラーミステリー)」「恐怖の快楽」

・朝日ソノラマ「ハロウィン」「ほんとにあった怖い話」「眠れぬ夜の奇妙な話(ネムキ)」

・秋田書店「サスペリア」

・角川書店「ザ・ホラー」「ミステリーDX」

・講談社「サスペンス&ホラー(少女フレンド増刊)」

・リイド社「恐怖の館」

・大陸書房「ホラーハウス」

・ケイブンシャ「恐怖!オカルト大百科」「恐怖体験大百科」

 

雑誌時代の代表的なホラー漫画作家をご紹介

この時代のホラー漫画作家の特徴としては一時代を生き抜いた

ベテランホラー漫画作家、もしくは実力のある新人ホラー漫画作家に

二分されると言っても過言ではなく、

 

ベテランホラー作家陣には、楳図かずお先生・水木しげる先生・

谷間夢路先生・日野日出志先生・まつざきあけみ先生・古賀新一先生・

浜慎二先生・つのだじろう先生などが業界を支え、

 

この時代から登場したホラー漫画作家には、犬木加奈子先生・

御茶漬海苔先生・蕪木彩子先生・川口まどか先生・神田森莉先生・

北川玲子先生・千之ナイフ先生・長田ノオト先生・七色虹子先生・藤田素子先生・

三家本礼先生・山本まゆり先生・渡千枝先生・呪みちる先生・阿部ゆたか先生・

伊藤潤二先生・JET先生・日菜さちこ先生・三原千恵利先生がおりましたほか、

 

阿部ゆたか先生・大橋薫先生・関よしみ先生・曽祢まさこ先生・

丸尾末広先生・松本洋子先生・菊川近子先生・成毛厚子先生・

広永マキ先生などの人気作家も多くのホラー作品を手がけました。

 

2000年代以降


一方で水木先生はアニメ放送も落ち着いた1980年代~1990年代にかけて

一度低迷期やスランプを迎えた後、1990年代には多くの漫画雑誌にて鬼太郎シリーズの連載も再開。

 

2000年代に突入すると妖怪研究家・漫画家としての立場を盤石にすると共に

鬼太郎シリーズにより独自のブランドを確立していくのでした。

 

ホラー専門雑誌市場が縮小した2000年代以降は、今までのような出版社・掲載誌での

大体的なホラー特集は組まれる事が少なくなり、これまでに知名度を獲得したホラー漫画作家達が

個人名義で作品集や単行本を出版する傾向が強くなりました。

 

以上が大まかな日本におけるホラー漫画の歴史や代表的な出版社や作家の紹介ですが、

2023年現在では「食糧人類」「幽霊塔」「僕が死ぬだけの百物語」「カラダ探し」

「不安の種」「ジンメン」などの新たなホラー作品の台頭があったり、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の

公開で大きく盛り上がるなどの動きをみせており、ホラー漫画ファンは次のブームの到来を

今か今かと待ち構えており、弊社のホラーファンスタッフもその一人です。

 

愛知県をはじめとする全国のホラー漫画の貸本・単行本・コミックス・雑誌買取は当店へ

三日月堂では今回ご紹介させて頂きましたホラー漫画ジャンルの中でも、

・1950年代後半~1960年代までの貸本時代

・1970年代~1980年代前半までの単行本(コミックス)時代

・1980年代後半~1990年代までの雑誌時代

こちらのホラー漫画作品を全国から高値で買取致します。

 

また楳図かずお先生や水木しげる先生、小島剛夕先生・古賀新一先生・

伊藤潤二先生・川島のりかず先生をはじめとする人気ホラー漫画作家の作品や

 

ひばり書房・東京漫画出版社・東京トップ社・つばめ出版・東考社・若木書房・

太平洋文庫・曙出版(文華書房)・宏文堂・セントラル文庫・日の丸文庫・

金竜出版社などの貸本、

 

さらにひばり書房や立風書房をはじめとする、

講談社・朝日ソノラマ社・秋田書店・集英社・リイド社・小学館・角川書店・

大陸書房・曙出版・久保書店などのホラー漫画コミックス(単行本)、

 

「ホラーM(ミステリー)」「月刊ハロウィン」「サスペリア」などのホラー漫画雑誌も

積極的に買取しており、まとめてご依頼頂きますとお客様のコレクション性を評価して

査定額に上乗せさせて頂く事がございます。

 

貸本やホラー漫画などは1点1点の特色が強く、

そのジャンルに精通した専門家でないと適切な価値が判断出来ないことがございます。

 

当店では漫画やホラー関連のコレクションに長年携わり、

ホラー漫画の買取経験豊富な副店主自らがお客様のコレクションを一点一点

丁寧に査定させて頂くほか、あらゆる分野に専門知識を持ったスタッフが大手買取サイト様の

マニュアル査定では見逃してしまいがちな、細かな市場需要の変化や

商品の稀少価値、そのジャンルの急上昇商品なども見逃しません。

 

またページの落丁や日焼けやシミ、汚れなどの経年劣化している貸本・単行本(コミックス)・

雑誌であっても市場需要の高い商品であれば、その価値に見合った価格で買取させて頂きます。

 

長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。

 

愛知県をはじめとする全国のホラー漫画の貸本・単行本・コミックス・雑誌買取は

ぜひ当店におまかせください!

 

 

坂城町にて、レモンコミックス、ひばり書房など怪談・恐怖系のホラー漫画を大量に買取いたしました!

1970年代以降の古い少年・少女漫画雑誌などを買取致しました!


古本古書の出張・宅配買取は
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