呪みちる・御茶漬海苔などの高額買取!人気ホラー漫画作家作品の買取は三日月堂へ

古今東西のホラー漫画、印象的なホラー作家とは?

数ある漫画ジャンルの中でも1960年代から1990年代にかけて大きなブームとなり、

多くの単行本(コミックス)・専門誌が発売され、現代でも人気の高い名作が次々と

生まれたのが「ホラー漫画」と呼ばれるジャンルです。

 

現在は昔ほどの勢いはないものの「食糧人類」「幽霊塔」「僕が死ぬだけの百物語」

「カラダ探し」「不安の種」「ジンメン」をはじめとする新たなホラー漫画やミステリー漫画が

登場し、多くのホラーファンは次のブームの到来を今か今かと待ち構えております。

 

さてそんなホラー漫画ですが、近年の作品においても手法・表現の変化、恐怖の見せ方なども

進化を感じ、近代作品で多くの「怖すぎる」「トラウマになる」「閲覧注意」などの文字を

見かけるのですが、ホラー漫画というジャンルに至っては「昔の方が怖かった」という意見も多く、

 

怖いホラー漫画のランキングなどを拝見致しますと犬木加奈子先生や

御茶漬海苔先生、つのだじろう先生、山森めぐみ先生、水木しげる先生、

そして伊藤潤二先生や楳図かずお先生をはじめとするレジェンドホラー漫画作家の存在は、

今でもホラーファンの心に大きく残っている事が伺えました。

 

実際、当店でも幅広い漫画作品を積極的に買取しておりますが、

レジェンドホラー漫画作家と呼ばれる先生方の昔の作品は需要が高く、

さらにコレクター様の多い人気ジャンルの一角となっております。

 

当店ではそんなホラー漫画作家の作品を全国から高値で買取しており

本日は特に高額買取となった事例をご紹介致します。

 

群馬県より人気ホラー漫画作家作品や希少ホラー漫画約40点を買取致しました


今回ご紹介させて頂きますのは群馬県のお客様よりご依頼頂きました、

希少性の高いホラー漫画作品の買取のご依頼です。

 

お話のいきさつと致しましては当店宛てに「若いころから集めていた漫画があり、

少し処分を考えています。希少なものもあると思いますので、一度見積もりを

お出し頂く事は可能でしょうか」とのお話を頂き、送って頂いた写真より

おおよその査定額をお出しいたしますと、「それなら問題ございません」と

ご了承頂く事が出来ました。

 

早速ご自宅にお伺いさせて頂きますと、ご依頼者様より温かく迎えて頂き

「どうしても2点価格が譲れないものがありましたので、これだけは…!と思い…。」と

ご依頼頂くコレクションについての熱い想いをお聞かせ頂けました。

 

今回ご依頼頂きましたのは下記の漫画コレクションです。

・六波羅芳一コミック2点「Pinky Panic(ピンキーパニック)」「子供じゃないもん!」

・呪みちる書籍 7点

・その他ホラーマンガ 菊版本32冊

 

ご依頼者様の仰っていた希少な漫画とはまさに六波羅芳一先生の単行本の事であり、

さすがの我々も滅多にお目に掛ることにできない、まさにマニア垂涎の逸品となっておりました。

 

他にも平成を代表するホラー漫画作家である呪みちる先生の書籍シリーズや、

2000年代以降の児嶋都先生・高橋葉介先生・長田ノオト先生・千之ナイフ先生・

御茶漬海苔先生・日野日出志先生などの漫画作品がしっかりと揃っている事からも

お客様のコレクターぶりを伺う事が出来ました。

 

状態の方も概ね良好で、お見積り通りの査定額をお出しする事ができ、

お客様からも「何件か見積もりを出したのですが、どれも希望通りにならず

諦めかけていたところにようやく見つけた業者様だったのでとても嬉しいです。」との

お褒めの言葉を頂く事が出来ました。

 

ホラー漫画作家と言えば?レジェンドと呼ばれるホラー漫画作家たち

さて今回のご依頼品の中にも古賀新一先生や日野日出志先生、

高橋葉介先生や御茶漬海苔先生、長田ノオト先生、千之ナイフ先生を

はじめとする1970年代~1990年代を代表するホラー漫画作家の先生方が

いらっしゃいましたが、印象的で知名度が高く、さらに表現が上手いとされる

レジェンドホラー漫画作家には一体どんな方がいらっしゃるのでしょうか。

 

ホラーファンの声を見て行きますと、やはり最も印象に残っており画力も抜群と

言われているのが「楳図かずお先生」と「水木しげる先生」、

そして「つのだじろう先生」が大きく支持されていました。

 

次点で「日野日出志先生」や「山岸涼子先生」、「伊藤潤二先生」と

「御茶漬海苔先生」「犬木加奈子先生」の名前が多く、

 

ホラー漫画専門作家ではない先生ですと

「藤子・F・不二雄先生」「手塚治虫先生」「藤子不二雄A先生」の

印象が強いという声もあり、3先生は幅広いジャンルを手掛けており

SFチックな怖い話も多かったからではないかと推察されます。

 

それではホラー漫画の歴史を語る上で欠かすことができず、

さらにコレクションの観点から見ても需要や希少性の高い作品を

多く生み出したレジェンドホラー漫画作家5名を三日月堂調べで簡単にご紹介致します。

 

楳図かずお先生


楳図かずお先生は日本のホラー漫画史を語る上では欠かすことの出来ない

人物となっており、貸本漫画時代から確立された少女怪奇漫画路線の

第一人者であり、40年以上に渡りホラー漫画・サスペンス漫画を執筆し続けた

マンガ家として知られております。

 

楳図氏は1958年に少女漫画雑誌が三大ジャンルとしての一角として

「こわいはなし」を打ち出した頃に、集英社の「少女ブック」にて「雪おんな」

「お百度少女」という作品を発表しており、ほかにも貸本少女漫画短編

「花」や「虹」、講談社の「たのしい五年生」などの媒体において次々と

作品を発表し徐々に怪奇少女漫画としての地位を確立していきます。

 

そして貸本漫画が少しずつ数を減らし始める1965年に「週刊少女フレンド」にて

「ねこ目の少女」にて読者に衝撃を与え、続いて「ママがこわい」の掲載により

本格的に少女ホラー漫画作家として邁進する事となります。

 

楳図氏がホラー漫画家として高く評価されたのは、お人形のように可愛い顔と

リアルな体型を持ち合わせた少女が、描きこみの凄まじい醜い怪物に

追い詰められ、日常が、人間関係が崩壊していく様を衝撃的な表現で

現していたという点が大きく、画力・表現力・恐怖演出共に抜群の

作家であったと言えるでしょう。

 

そのため楳図氏は瞬く間に人気を獲得していくと、

今度は美女対怪物という古典的な構図から「肉体の変貌の恐怖」

「本当に恐ろしいのは人間の心理である」というホラーのとらえ方を数多く描き、

後年には少年漫画にも舞台を移しつつ、あらゆる恐怖を模索していく事となります。

 

代表的な作品には「紅ぐも」「ひびわれ人間」「赤んぼ少女」「おろち」

「漂流教室」「わたしは慎吾」「14歳」があり、「漂流教室」は少年誌掲載という

こともあり、多くの読者にトラウマを残しました。

 

楳図かずお先生の高額買取となる貸本や漫画をご紹介

・貸本「第三の罠」王冠漫画社

・貸本「街 40号記念特集」セントラル出版社

・貸本「Z Vol.4」わかば書房

・「花 第四集」わかば書房

・「おろち」秋田書店

・「漂流教室」小学館

・「イアラ 豪華愛蔵版」小学館

・「ガモラ」佐藤プロ

・「わたしは慎吾」小学館

 

水木しげる先生


水木しげる先生といえば「ゲゲゲの鬼太郎」「墓場鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などで知られ、

妖怪研究研究家としても多くの実績を残した妖怪漫画家の第一人者で

貸本時代よりもさらに前に当たる紙芝居時代から怪奇ものを描いておりましたが、

長い間脚光を浴びる事が叶わず多くの苦労を経験した漫画家としても知られております。

 

水木先生の貸本漫画デビュー自体は「怪談」が創刊されたのと同時期の1958年ですが、

それ以前から「河童の三平」や「墓場鬼太郎」などの紙芝居を製作しており

貸本デビュー以降も戦記漫画・ホラー漫画・SF漫画・ギャグ漫画・少女漫画・時代劇など

多彩なジャンルを手掛けたとされています。

 

しかし水木先生の画風はキャラクターがグロテスクかつ、暗い話が多かったこともあり

劇画アクションが主流だった貸本時代には大きく評価されず、

兎月書房などで漫画を描くも原稿料の未払いなどにより苦しい状況が続いたそうです。

 

その後三洋社に移籍しながら「鬼太郎夜話」や「悪魔くん」などで徐々にファンを

増やしていきますが、他の怪奇漫画作家と比較しても華々しいヒット作があるとは

言い難く、貸本漫画時代は終わりを告げてしまいます。

 

そんな水木先生が評価され始めたのが1960年代中ごろ、「月刊漫画ガロ」や

「週刊少年マガジン」などの週刊漫画雑誌に掲載をはじめた頃で、ここにきて

貸本時代に着実に増やした熱心なファン層が水木先生を人気作家まで

押し上げる理由のひとつとなったそうです。

 

さらにこの後、「悪魔くん」のドラマ化や有名作品「ゲゲゲの鬼太郎」の

アニメ化のスタートにより水木先生の作品が高く評価されていく事になり、

現在の妖怪漫画家の第一人者として認知されて行きました。

 

水木しげる先生の高額買取となる漫画をご紹介

・「墓場の鬼太郎」講談社

・「水木しげる先生漫画大全集」講談社

・「霧の中のジョニー 墓場鬼太郎シリーズ2」兎月書房

・「怪奇一番勝負」兎月書房

・「地底の足音」文華書房

・「アホな男 墓場鬼太郎シリーズ」佐藤プロ

・「怪奇鮮血の目」文華書房

・「墓をほる男」文華書房

・「墓場の鬼太郎 カラー版人気まんが傑作選」講談社

 

小島剛夕先生


貸本時代の1958年、業界初の怪奇漫画専門誌として

つばめ出版より「怪談」という貸本が刊行されました。

 

「怪談」は以降100巻以上に渡り刊行され、翌年の1959年には

兄弟会社のひばり書房より「オール怪談」が創刊され、

「怪談」と「オール怪談」は貸本時代の2強ホラー漫画として

永らく語り継がれる事となるのですが、創刊初期からその2誌を支え、

メイン作家として漫画を描いたのが小島剛夕先生です。

 

小島剛夕先生は怪奇時代漫画を得意ジャンルとし、純粋な怪奇物

というよりは日本的な不可思議を取り入れた純愛物を多く描き、

当時の剛夕先生の宣伝文句が「歌舞伎の舞台を見るような」と言われている通り、

美男美女による怪奇ロマン路線の作風だったそうです。

 

そして1964年に行われた貴重な当時の人気作家投票によると

2位のさいとう・たかを先生、4位の楳図かずお先生、

7位の古賀新一先生を押しのけ小島剛夕先生が1位を獲得している事からも

非常に人気の高かった漫画家という事が伺えます。

 

小島剛夕先生の高額買取となる漫画をご紹介

・貸本「怪談」つばめ出版

・貸本「赤目」ひばり書房

・貸本「風魔」東邦漫画

・貸本「怪奇時代」ひばり書房

・「月刊漫画ガロ」青林堂

・「週刊漫画アクション」双葉社

 

古賀新一先生


2023年から見たおすすめ古典ホラー作家の代表といえば、

「楳図かずお先生」と並び必ずといっていいほど名前が挙がるのが

「古賀新一先生」であり、楳図先生と共に少女ホラー漫画作家として

知名度を上げたのが古賀新一先生です。

 

元々、古賀新一先生は「古賀しんさく(古賀申策)」名義で貸本時代から

漫画を描いており、楳図かずお先生が1965年に「週刊少女フレンド」で連載を

始めたのに対し、古賀新一先生は半年後の1966年に「週刊マーガレット」にて

「白へび館」の連載を始めます。

 

この頃の楳図作品が不条理にあふれているとするのであれば、古賀先生の作風は

ドラマティックかつ分かりやすく、どこか明るさを持ち合わせており、

その合理性や因果関係をはっきりと描く部分を含めて楳図作品と

比較してみるとまた違った面白みが出てくるとも言われております。

 

週刊マーガレットや週刊少女コミックを経て、古賀先生も少女漫画雑誌の

ホラー漫画ブームが落ち着くと週刊少年キング・ぼくらマガジン・少年チャンピオン

と少年雑誌においてもホラー漫画を描き続け、

 

「のろいの顔がチチチとまた呼ぶ」「人面相の呪い」「エコエコアザラク」を

はじめとする作品を世に送り出しました。

 

古賀新一先生の高額買取となる漫画をご紹介

・貸本「怪談」つばめ書房

・貸本「オール怪談」ひばり書房

・「劇画No.1」明文社刊

・貸本「アクションドラマ 非情」つばめ出版

・「のろいの顔がチチチとまた呼ぶ」ひばり書房

・「白へびの恐怖」ひばり書房

・「エコエコアザラク」秋田書店

・「くらやみ」ひばり書房

 

伊藤潤二先生


伊藤潤二先生は1986年に朝日ソノラマのホラー専門誌「ハロウィン」にて

漫画家デビューを果たしたため、上記の先生方とは年代が異なり

平成を代表するホラー漫画作家として知られております。

 

5歳の頃から楳図かずお先生と古賀新一先生のホラー漫画に熱中し、

自分も怪奇漫画を描き始めたとされており、「ハロウィン」に楳図賞なるものが

設立されると楳図先生に読んでもらいたい一心で「富江」という作品を

応募したと後に伊藤潤二先生は語っております。

 

楳図先生が「まことちゃん」を描き、古賀新一先生の「エコエコアザラク」が

回によって笑いのエッセンスを多く含むように、ホラー漫画とギャグ漫画は親和性が高く、

伊藤潤二先生の作風も奇想天外なシーンがあまりにもエスカレートして展開されるため

「ホラーとギャグの境目は難しいものだ…」とファンを唸らせることもしばしばあるそうです。

 

月刊ハロウィンで長きに渡り連載していたことや、

比較的新しいホラー漫画作家である事も含めて非常に多い作品群が

今でも残っており、「富江」「うずまき」「ギョ」「ご先祖様」などの代表作が

あるほか映像化された作品も多いのが特徴です。

 

伊藤潤二先生の高額買取となる漫画をご紹介

・「うずまき」朝日ソノラマ

・「月刊ハロウィン」朝日ソノラマ

・「富江 美少女増殖編」朝日ソノラマ

・「富江 妖女消滅編」朝日ソノラマ

・「恐怖マンガCOLLECTION」朝日ソノラマ

・「伊藤潤二傑作集 プレミアムBOXセット」朝日新聞社

 

楳図かずおをはじめとする人気ホラー漫画作家作品の買取は当店へ

当店では楳図かずお先生や水木しげる先生、

小島剛夕先生・古賀新一先生・伊藤潤二先生の他にも

さがみゆき先生・つのだじろう先生・花輪和一先生・丸尾末広先生・

諸星大二郎先生・日野日出志先生・里中満智子先生・美内すずえ先生・

わたなべまさこ先生などの人気ホラー漫画作家の貸本・単行本・掲載雑誌を

全国から高値で買取しているほか、

 

その他の貸本時代のホラー漫画作家や、

ひばり書房や立風書房・講談社・朝日ソノラマ社・秋田書店・

集英社・リイド社・小学館・角川書店・大陸書房・曙出版・

久保書店など1970年代~2000年代のホラー漫画コミックス(単行本)、

「ホラーM」「ハロウィン」「サスペリア」などのホラー漫画雑誌を積極的に買取しており

まとめてご依頼頂きますとお客様のコレクション性を評価して、

通常の査定額に上乗せさせて頂くことがございます。

 

またホラー漫画でなくとも同一作者の単行本シリーズや、

なかよし・ちゃお・りぼんなどの少女漫画雑誌、ジャンプ・チャンピオン・サンデー・

マガジン・コロコロなどの少年漫画雑誌、小学生シリーズなどの児童向け雑誌、

アニメ化されたVHS/DVD、原画・生原稿・設定資料、ソフビ、サイン色紙などの

買取につきましても当店にまとめてご依頼頂く事が可能です。

 

長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。

 

楳図かずおをはじめとする人気ホラー漫画作家作品の買取はぜひ当店へ!

 

 

坂城町にて、レモンコミックス、ひばり書房など怪談・恐怖系のホラー漫画を大量に買取いたしました!

1970年代以降の古い少年・少女漫画雑誌などを買取致しました!


古本古書の出張・宅配買取は
三日月堂へお任せください!

お電話での買い取り申込はこちら メールでのお問合せ