東京都より日本オートサンダル自動車「ロードスター・ロリー」自動車カタログを買取致しました
当店では旧車カタログ・サービスマニュアル・整備書をはじめとする
幅広い自動車カタログや関連書類を買取しておりますが、
今回はそんな当店の買取事例の中でも特に珍しかった旧車カタログの買取事例についてご紹介致します。
こちらは東京都のお客様よりご依頼頂きました、
日本オートサンダル自動車の旧車カタログ買取のご依頼です。
元々はお客様より「家にある不要な自動車カタログを買い取って欲しい。
一部父が所有していた年代が古い物もあります。」とのお話で、
当店に送って頂いた際に確認したところ1990年代前後のカタログ類が
中心となっていたのですが、数点お父様のものと思わしき年季の入った
カタログの中に非常に珍しい物がございました。
日本オートサンダル自動車「ロードスター・ロリー FN-L型」二つ折りタイプの
旧車カタログで、こちら非常に短期間しか存在しなかった日本の零細自動車メーカーの
カタログとなっており、当店スタッフも実際にお目に掛るのは初めてでした。
カタログの状態は経年ヤケ・折れ・シミ・たたみ跡・キレなどが生じており
しっかりと保管されていた物と比較してしまうと、どうしても見劣りしてしまう部分が
ございましたが、それを補ってなお余りある希少性の高さで、ほとんど市場に
出回ることのない珍しい品となっておりました。
今回こちらのカタログにつきましては単体で高評価とさせて頂き、
その他ご依頼頂きました1990年代のカタログ約30点につきましても
しっかりと一点一点確認し、通常の査定額にお客様のコレクション性の高さを
上乗せさせて頂きました。
日本にかつて存在した自動車メーカーたち
現在ではTOYOTA(トヨタ)・NISSAN(日産)・HONDA(ホンダ)・MAZDA(マツダ)・
SUZUKI(スズキ)などをはじめとする14社が国内自動車メーカーとなっておりますが、
昭和の時代には自動車に関する零細・中堅企業が現在よりも多く存在しました。
今回ご依頼頂きました自動車カタログの「日本オートサンダル自動車」もそのひとつで、
1952年~1954年の非常に短い期間しか存在しなかった自動車メーカーで
その名前を知る人は多くないと言われています。
事業主である中野嘉四郎氏は戦前の1931年から個人企業である
「ヂャイアントナカノモーター」を経営しており、オート三輪トラックである「ヂャイアント号」を
製造し、戦後には経営を中野自動車、日本オートサンダル自動車と移したそうで、
中野自動車工業時代に開発されたのが日本オートサンダルで主力販売される事となる
「オートサンダル」だったとの事。
「オートサンダル」は戦後流行したスクーターに対抗する形で設計がされており、
日本で初めて軽自動車規格での4輪車を製造したという点からも
非常に歴史的・資料的価値の高い車となっております。
今回ご依頼頂いた「ロードスター・ロリー」はオートサンダルの派生車とされ、
カタログには「スクーターの免許で乗れる四輪自動車」の文字と共に
「日本國民と國土にマッチした日本最初の画期的超小型纏済車
オート・サンダル號」の文字が記されており、時代の最先端を行く
宣伝文言だった事が伺えます。
日本にはこういったかつて存在した自動車メーカーがまだまだ多く存在し、
トミーカイラ・日本内燃機・プリンス自動車工業・ホープ自動車・富士自動車・
白楊社・平野製作所・三井精機工業などはその一例となっています。
絶版となったメーカーの高額買取となる自動車カタログをご紹介
・トミーカイラ「プロR」自動車(ホイール)カタログ
・トミーカイラ「スカイライン R31型 トミーカイラ M30」自動車カタログ
・トミーカイラ「M18Si/M18SiR」自動車カタログ
・ホープ「ホープスター スタンダード型」自動車カタログ
・ホープ「不整地用万能車 ホープスター ON型」自動車カタログ
・ホープ「ホープスター ユニカー」自動車カタログ
・日本内燃機「2屯車 くろがね 55年KF型」自動車カタログ
・日本内燃機「三輪トラック くろがね KD3型」自動車カタログ
・富士自動車「フジキャビン」自動車カタログ
・富士自動車「キャビンスクーター」自動車カタログ
絶版となったメーカーの自動車メーカーや東京都の自動車カタログ買取は当店へ
当店では日本オートサンダル自動車をはじめとする、
トミーカイラ・日本内燃機・プリンス自動車工業・ホープ自動車・富士自動車・白楊社・
平野製作所・三井精機工業・明和自動車工業・愛知機械工業・オオタ自動車工業・CQモーターズ・
鈴商・東急くろがね工業・日本ゼネラルモータースなどの
ややマイナーな自動車メーカーのカタログにつきましても
積極的に買取を行っており、市場需要や希少性の高い自動車カタログであれば、
価値に見合った価格で買取をさせて頂きます。
また自動車カタログだけでなく、サービスマニュアル・パーツリストやその追補版、
アクセサリーカタログ・オプションパーツカタログ・ポスターカタログや
各メーカーのスポーツチームのカタログ、プラモデル・書籍/雑誌・ポスターなどの
関連グッズなども積極的に買取を行っており、まとめてご依頼頂きますと
お客様のコレクション性を評価して通常の査定額に上乗せさせて頂く場合がございます。
長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に
出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。
遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、
全国からの着払いによる宅配買取も承っております。
絶版となったメーカーの自動車メーカーや
東京都の自動車カタログ買取は当店におまかせください!