埼玉県より関兼常/二代目本成寺作 和式ナイフなど高額買取のご依頼

世界が注目する日本の刃物の製造技術

日本におけるカスタムナイフの歴史は海外ほど深くはありませんが

鍛造刃物も含めて行きますと話が変わり、日本は鎌倉時代より800年以上もの歴史を持つ

刃物の産地なども存在し

 

イギリスの「シェフィールド」、ドイツの「ゾーリンゲン」と並び

岐阜県の「関市」が世界三大刃物産地と称されている事からも

日本の刃物技術が優れている事が伺えます。

 

日本では岐阜県関市以外にも知名度の高い刃物の産地が存在し、

新潟県三条市・大阪府堺市・福井県越前市・高知県香美市・

兵庫県三木市などが有名です。

 

元々日本の刃物の製造技術は世界的に有名でしたが、

2015年の和食ブームや2020年頃からの巣ごもり需要の増加のよる

日本製の包丁ブームにより、日本の刃物の需要が大きく増加。

一時期は生産が間に合わないほどの人気ぶりだったと言われています。

 

本日はそんな世界的にも高い人気を誇る日本の刃物の

当店でも特に珍しかった買取事例をご紹介致します。

 

埼玉県より和式ナイフなどを大量買取致しました

こちらは埼玉県のお客様よりご依頼頂きました、

和式ナイフや鍛造ナイフ・カスタムナイフなど日本産の刃物コレクションの

大量買取のご依頼です。

 

今回お客様より「趣味で日本のナイフを集めていたものの、そろそろ

コレクターとしての引退を検討しており、まずは一部買取をお願いしたい」

とのお話を頂き、早速当店スタッフがご自宅までお伺いさせて頂く事となりました。

 

ご依頼頂きましたのは下記の国産ナイフのコレクションです。

・二代目本成寺 作 柳刃包丁 和製ナイフ 木製シース

・二代目本成寺 作 鬼太鼓 和製ナイフ 木製シース

・博古式勇魚刀 関兼常謹製 兼常作

・石野 剣鉈 関製 安来鋼 和式ナイフ 片面

・今井製造 ダマスカス シースナイフ 刻印有

・土佐鍛 MASANO カスタムナイフ

・土佐 晶之作 剣鉈 トヨクニ ダマスカス

 

当店でも国内製造の刃物を取り扱う機会は多くありますが、

一度にこれだけ多くの稀少性の高いナイフ・包丁・剣鉈などの国産刃物の

コレクションをご依頼頂ける事は非常珍しく、さらに状態も良い

まさにお客様珠玉のコレクションとなっておりました。

 

どれも一点から高額買取となるポテンシャルを秘めたコレクションではございましたが、

今回特に高額となりましたのが「博古式勇魚刀 関兼常謹製 兼常作」で、

こちら状態も申し分なくさらに市場需要の高い品となっておりましたため

単体で最も高額での買取となりました。

 

今回希少性・市場需要の高い和製刃物のコレクションを一度に大量に

ご依頼頂いた事を踏まえまして、一点一点の査定額にお客様のコレクション性の高さを

大幅に上乗せさせて頂き、査定額を頑張らせて頂きました。

 

和式ナイフとは一体何を指す?鍛造法とストック&リムーバル法について


さて一口にナイフと言っても非常に多くの種類が存在し、まずはナイフの種類で

フォールディングナイフ(ハンドル内部にブレードが格納できるもの)と

シースナイフ(ケースが付属するもの)に分類する事が出来ますが、

 

ここかナイフの刃の形状とハンドルの構造により多くの種類に分かれ、

さらに刃の鋼材やハンドル材によりさらに細分化されるため、カスタムナイフと

呼ばれるものでも数え切れないほどの種類に分かれます。

 

そして和式ナイフとは明確な定義づけはありませんが、

「日本で作られた刃物(ナイフ)の中でも鍛造により作られたもの」が

多く該当すると言われております。(中でも片刃のものは特に和式ナイフらしいと言われます)

 

先ほどカスタムナイフは種類・構造・素材により多くの種類に分かれると

ご説明しましがたが、それ以前にカスタムナイフの製造方法には

「ストック&リムーバル法」と「鍛造法」の2種類が存在し、

 

「ストック&リムーバル法」とは1954年にカスタムナイフの父であるボブ・ラブレス氏により

提唱されたナイフの製造方法で、板状の鋼材からナイフの形を作っていくというもので、

ラブレス氏が自動車の板バネからナイフを作り出した話はあまりにも有名です。

 

対して「鍛造法」とはストック&リムーバル法が広まる以前から存在した、

昔ながらの刃物づくりの方法で、熱した金属をハンマーなどで叩き鍛え上げる方法と

なっており、日本刀なども鍛造法で作られています。

 

世界的にはカスタムナイフ作りと言えば現在ストック&リムーバル法が主流ですが、

日本の伝統的な刃物の産地は「鍛造法」による刃物づくりを主流としており、

一部の老舗カスタムナイフメーカーも(RANDALL/ランドール)なども鍛造法による

ナイフの製造方法を採用しています。

 

ストック&リムーバル法は「誰でも簡単にナイフが作れるように」という思いから提唱された

ナイフ作りの方法で、鍛造法はストック&リムーバル法に比べてはるかに高い技術や経験、

そしてそれに見合った設備などが必要となってきますが、

 

鍛造によるナイフ作りは鋼材自体から鍛造するため純度が高く、

(といっても現在は鋼材や加工技術が高まっているので職人レベルでないと差は出ない

とされております)さらに割り込み加工などの鍛造ならではの加工方法も存在します。

 

そのため日本最高峰の職人の手により製造された和式ナイフの刀身は、

見てるだけでも引き込まれるような輝きと美しさとなっており、自身で研いで幾度も

使用する事により素晴らしい切れ味を発揮すると言われており、

世界的に日本の刃物が人気と言われる理由のひとつとなっています。

 

高額買取となる和式ナイフをご紹介

・日野浦司 和式ナイフ

・佐治武士 和式ナイフ

・秋友義彦(レッドオルカ) 和式ナイフ

・武田刃物 和式ナイフ

・土居良明 和式ナイフ

・阿西根正剛 和式ナイフ

・越前丸勝 和式ナイフ

・飯塚重房和式ナイフ

・本成寺修司 和式ナイフ

・豊国/豊國(トヨクニ) 和式ナイフ

・前田登 和式ナイフ

・越後司 和式ナイフ

・中屋平治 和式ナイフ

・晶之 和式ナイフ

 

和式ナイフをはじめとする埼玉県のナイフ買取は当店におまかせください

三日月堂では、日野浦司・佐治武士氏・秋友義彦氏(レッドオルカ)・武田刃物・

土居良明氏・阿西根正剛氏・越前丸勝氏・飯塚重房氏・本成寺修司・

豊国/豊國(トヨクニ)・前田登氏・中屋平治氏・晶之をはじめとする

国内でも人気の高い刃物作家のナイフを高額で買取しているほか、

 

日本だけでなく、海外のAL-MAR(アルマー)・BUCK(バック)・GERBER(ガーバー)・

BENCHMADE(ベンチメイド)・COLDSTEEL(コールドスチール)・Spyderco(スパイダルコ)・

EMERSON(エマーソン)・RANDALL(ランドール)といった人気メーカーのナイフにつきましても

積極的に買取を行っております。

 

また当店ならではの評価軸として、お客様のコレクション性に応じた評価も行っており

「希少性の高い一点物のコレクション」

「長年情熱を注いだコレクション」や「分かる人には分かるこだわりのコレクション」

「ナイフの中でも特定メーカーにフィーチャーしたコレクション」などや

ある程度まとまった数をご依頼頂きますと、お客様のコレクション性によって

評価額に上乗せさせて頂く事がございます。

 

長野県、岐阜県、山梨県、富山県、新潟県、愛知県などの長野県近郊は積極的に

出張買取を行っており、スケジュール次第では当日のお伺いも可能です。

遠方のお客様やスケジュールの都合が難しいお客様のコレクション買取に対応させて頂けるよう、

全国からの着払いによる宅配買取も承っております。

 

和式ナイフをはじめとする埼玉県のナイフ買取はぜひ当店におまかせください!

 

 

【ナイフ買取の詳細についてはこちら】

 

 

福岡県より佐治武士作「三日月」和式ナイフを高額買取致しました!

和式ナイフ・剣鉈の買取はお任せください。


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